モレーンキャンプ(C1)への荷揚げ順応

5時起床。
SPO2と心拍数は82%の92で高度障害は出てない。

朝は陽が当たるまでめっちゃ寒い。
俺たちがテントを張った場所は8時過ぎにならないと陽が当たらない(笑)

映画パラマウント・ピクチャーのオープニングに使われる山

ソーラーを使った発電も出来ないのでパッキングしながら寒さに耐える。
そしたら、付近で他の隊を世話しているポーターたちが「充電させてくれ!」って寄ってきた。

当然、快く充電させてあげたんやけど、ピン!と来て「ナランハある?ナランハと交換しよう」って交渉したら即OKしてくれた。彼の名はALEX。

因みに、ナランハとはみかんのスペイン語。

遠征でどこに行っても唯一自分で持ち込めないのが生もの。水気の多いものは重量が嵩むので持ち込めない。
なので、味噌汁と交換したり、今回のように電力と交換したり(笑)

ついでに、戻って来るまでの間も蓄電したいので、「ソーラー等一式を見張っといて」ってお願いした。

かなり遅くなったが10時発でBCを出発した。

俺は歩く速度が早くないねんけど、コンスタントなペースで登り続けるスタイル。

俺より重荷の三ツ堀さんを抜き淡々と登って行った。
急登のくねくねを乗っ越すと右手にケルンが見えた。

このケルンと、前日にドローンで偵察した時に見た登山者が歩いていた場所の記憶に騙された。
明らかにルートがおかしい。
※詳しくは、ヤマレコ、Yamapのルート図見てください。

ガレガレの超危険なルートでペース上がらず苦戦。身体くらいの岩が平気で動く(笑)

そんな場所を1時間くらい彷徨ってモレーンキャンプ(C1)に到着したら、三ツ堀さん着いてた。

SPO2などは90%/125と数値的調子はええ感じ。

テント張って荷物をデポしてテントの中で横になる。
俺のスタイルは、ゆっくり登って標高の高い場所になるべく滞在し、そして標高をぐんと下げること。

14時半ごろBCに向けて下山開始した。

1時間でBCに到着した。
下山したら、全て満充電となっていた。

ALEXが「この後の行動日程が同じなら下山にロバ使え」と言ってくれた。

同じ日程とは、キタラフを諦めること。
しかし、「キタラフのコンディションとても悪い」と誰もが言う。
キタラフを捨てるか悩む。せめて取り付いて、見て判断したい、、、が、諦めることにした(笑)

ALEXたちと話していると雨が降って来たのでテントに入ったら即寝てしまった。

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