※iPhoneを奪われ写真がありません。後日、動画から切り抜いて公開するのでしばらく文章だけです。チャンネル登録もお願いします(笑)
今日は朝からのんびりしている。
今日の昼発でエルサルバドル行きがあれば違っていたんやろうけど(笑)
明け方、同室に中国人女性が2人やってきた。
彼女らは3人で旅をしているらしい。日本が大好きで日本の歌をよく聞いているらしい。火火は山口百恵が好きで、羅華はキムタク。もう1人は別の部屋で話していない。
朝食は宿に併設のカフェで食べることにした。
世界的にはグアテマラのコーヒーが有名やけど、ここ中米では地元の人に聞くとそうでないらしい。
グアテマラで聞いても、ホンジュラスで聞いても、コーヒーで有名な地域は何とホンジュラスやパナマらしい。
しかも、ホンジュラスの中でもコパン産、つまり今いるここの地名がブランド名になっているくらい有名らしい。
結局、人によって好みが違うし、メキシコ以南のコーヒーは美味いらしい。
おれは普段コーヒーを飲まない。なので、美味しい飲み方など全く分からんけど、中米入りしてから頻繁にコーヒーを飲んでいる。
基本的に旅をしている時は、出された物は基本何でも口にする。
サソリでもバッタでもスプリングボックでも。
そう言えば、グアナフォトで謎の虫を食べてけど、めちゃくちゃ臭かったことを思い出した。
ま、何が言いたいかと言うと、中米では基本的にコーヒーが出てくるので、コーヒーの良さを知るためにも口にしているってこと。
豊富なメニューの種類からコーヒー飲み放題ってやつを注文した。
”優雅や”コーヒーの良さはまだ分からんけど、時間的にとてものんびりできている。
さて、コパン遺跡に向かう。
コパン遺跡は、宿から歩いて20分。無駄に時間ができたので歩いて行くことにした。
”歩く”といろんなことが分かるので旅先においては嫌いではない。
早速見つけた謎、ATMがあるのに銀行に長蛇の列。
これはATMの中に現金を入れすぎるとATMごと盗まれた時の損害が大きいので現金を入れていない。
現金がないから、ATMが使えないと言う意味不明な事象である。
次が大量のひよこ販売。これはペットではなく家畜である。
その横で経営するPollotela、つまり唐揚げ屋さん(笑)
帰りに寄ったが、当然うまい!
コパン遺跡の手前でバスターミナルを見つけた。
ここがローカルバスの発着場所らしく客引きが声を掛けてきた。
※地点登録出来ないけど、この地図の真ん中ら辺がバスターミナル。
コパン遺跡に行くと空いていた。
約3,000円の入場料を払って進んでいくと、めちゃくちゃデカい鳴き声のめちゃくちゃデカい鳥がいた。
後で調べたらコンゴウインコと言うらしく、ここで飼っているらしい。
彫刻は石窟で中国の三大石窟を連想させるけど、掘り方やビジュアル的特徴が全く違う点、石を上手に貫通させている点には文明の違いを感じた。
順路と思って歩いていたら遺跡の内部に入る入り口があった。
入り口には看板があって、翻訳したら”滑る、段差”と出たので”気をつけていけばいいか?”と、勝手に解釈して入ってみた。
入った瞬間空気が変わり、一気に湿度、温度が上がり、汗が滲んだ。
進んでいくと話し声が聞こえる。こっそり覗くと発掘していた(笑)
どうやら入ってはいけない感じがしたし、暑いし、外に出た。
大きな階段を屋根が覆って遺跡が傷まないようにされていた。
その横の扉から人が出てきた。
「発掘しているのか?入っていい?」と聞いたら、「そうだ、入っていいぞ」って招いてくれた。
この手のことはいつもキャラ得で運がいい。
観光客が入れない場所に入れてくれた。
内部には深い竪穴(何かを説明してくれていたけど、祈りがどうとかしか分からんかった)や、内部で発掘された掘り込みの細かい石碑を見せてくれた。
その後も順路で回っているとまた入り口があった。ここから観光客が出てきたので俺も入ろうと思ったら、「お前のチケットでは入れない」と言われた。
※後で調べたら追い金してまで入る価値はないらしい(笑)
さて、コパン遺跡も堪能したので村に戻ることにした。
途中のバスターミナルで「オコテペケ方面に行けるか?」を聞いたら「行けるけど3~4回乗り換えが必要」と言われた。
今朝、宿手配のシャトルバスを予約したけど、”どっちが速いんやろ??”って思った。
あっと言う間に村に着いた。
”何もない村で何しよ??”って思ったら”SPA”の看板を見つけた。
そう、ここは元々見つけていた複合温泉施設の受付オフィスだったのだ!
時間を持て余したから急遽予約することにした。
「14時集合で15時着、村に戻ってくるのは18時ごろ」って言われた。
Google Mapで見たらめちゃくちゃ近いのに何で1時間も掛かるのか?って思ったけど、その謎も後でわかった。
凸凹の山道で舗装がされていないので時間が掛かるのだ(笑)
一緒に行くのはオランダ人カップル。
このカップル、とにかくテンションが高くドラックでもやってんのか?って思ってしまう。
急に、トイレに行きたい、タバコを吸いたいと騒ぐので運転手がガソリンスタンドに入って「ここのトイレを使って」と言った。
そもそも、なんでこんな山奥にガソリンスタンドがあるのかが謎である。
カップルが降りたら運転手が
「中国人?」と聞いてきたので「日本人」と答えた。
続けて、
「私は未亡人なの。電話番号を教えてもいい?」と言ってきた。
ん??謎の展開に戸惑うけど、これはもしかしたら??と思っていたら、
「あとで WhatsApp を交換しよう」とだけ伝えた。
俺は今回の遠征に水着を持ってきた。しかし、メキシコのトラントンゴ以外は温泉施設に行くことも、プールに入ることもないやろうって思って、メキシコに置いてきた。
ドローン、虫除け、傘、水着と、持ってきたのに役に立たない。今回の旅は、こう言ったことが続いて情けない。
結局、パンツで温泉を楽しんだ。
一人で(笑)
ここの温泉は数種類あって、どのお風呂でも楽しめる。
適当に回ってみると温泉の上部に源泉らしき所があって、看板には90℃って書いてあった。
そこから各浴槽に取り込まれているようで、下流側のお風呂は当然ヌルかった。
「2時間後に戻って」と言われていたけど、小雨の中一人で回るとすぐに飽きた(笑)
服を着替えてわかったが、この温泉には効率よく回る順番があった。
入り口付近に小さな売店があるからそこで他の客(と言っても、オランダのカップルだけ)が戻るのを待つことにした。
他のツアー客も予定時間より早く戻って来た。
この温泉からコパンの村まで大した距離ではないけど時間が掛かる。道が凸凹やから。
Google Mapではそこそこの大きさに記載された道も中米では未舗装の道路ってことが多々あることを知った。
オランダ人カップルは行きだけでなく、温泉施設でも、帰りの道中でもテンションが高い。
帰りの車の中で、喉が渇いた、タバコが吸いたいと言い出した。
で、道中にあった小さな店に寄った。ついでにタバコを吸っていた。
その間に運転手がこれが番号と俺に差し出してきた。
しかし、俺は明日の午前中にエルサルバドルに向かう事を伝えて、「今日、仕事が終わったらご飯を食べに行こうか?」って聞いたら、「仕事終わりが遅いので難しい」と言われた(笑)
それぞれの宿に送迎してくれたので、宿で一息ついてから連絡してみた。
「仕事終わった?何で番号を教えてくれたん?ホンマに未亡人なん?」
「仕事終わったよ。私は娘が2人居る。誤解を与えてたらごめんね。」
や、むしろ誤解しか与えていない。
そんな、ホンジュラスの夜は過ぎて行った(笑)
コメント