前回、”7日目体調不良”はここをクリック。
早朝、3時に荷揚げ開始。
見上げると満天の星空で寒いのに見入ってしまう。
撮影したいけど荷揚げ最優先。
自分で荷揚げしないって人は、ABC(C1)以降の荷揚げはポーターを雇う必要があるんやけど、相場は、ABC(C1)からC2まで9US$(約950円)/1kg、C3まで18US$(約1,900円)/1kg でした。
ABC(C1)では山岳ガイドの手配も出来ます。
ITMCから小さな氷河を渡り、その後クーヒ・ガルモに続く大きな氷河を遡っていくことになります。
本格的な氷河の登りが始まる【取り付き】と言われているところまでITMCから約1〜1.5時間。
この場所で、ほとんどの隊がアイゼン、ロープなどの装備を準備します。
取り付きからは標高差約1,000m の登り一辺倒で、クレバスや雪崩のリスクがあり全行程でもっとも危険度が高いと言われています。
クレバス帯ではFIXロープが設置されていたけど、難しいクレバスではなかったのでFIXロープは使わなかった。
但し、毎年クレバスの形態が違い、昨年はクレバスが開きすぎて梯子が掛かっていたらしい。
負傷者?死亡者?とすれ違いました。
C2(5,300m)が見えてからが遠い。
標高5,300mのC2は8時間で到着。
辛すぎる。
テントを設置して荷物を片付けたらABC(C1)に戻ります。
下山は4時間も掛かった。
下山したら、クリスティーナがウリを揚げた”カバチキ”って料理を食べさせてくれた。
今日の荷揚げを思い出すと辛くて長くて、明日の移動を躊躇う。
次回、”9日目雪崩3回”はここをクリック。
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