層雲峡 錦糸の滝でアイス

久々のアイスクライミング!

ずーーっと興味があった層雲峡!
有名で難易度の低い【銀河の滝】に向かったんやけど、三連休初日って事もあり、登攀渋滞していました。

銀河の滝や、その付近の滝は、駐車場の目の前で、アプローチは10分程度の好立地。
渡渉する必要があるけど、水量が少なく、地元の人たちは長靴で渡るそうです。

120mの凍った滝は、素晴らしい絶景。
登れないのは残念やけど、諦めて近くの【錦糸の滝】に移動。

新銀河トンネルを抜けた右手に大きな駐車場があり、そこに車を停めます。

スノーシューを履いて、石狩川沿いにある旧国道を、下流に向かって歩くと、ゲートがあるので、それを越えます。
小さな橋が出てくるので、その橋の下をくぐって、スノーブリッジを利用した渡渉を行い、対岸に渡ればすぐ。

途中にあるライマンの滝を通り過ぎ、

駐車場から約15分くらいで、錦糸の滝に到着です。
誰も居なくて、完全な貸し切り!!

錦糸の滝は、120m4P(ピッチ)。
最高グレードはWI4+級とやや難しい。
グレード配分は、1P目、40mWI4+級、2P目WI4級、3P目30mの雪壁、4P目WI3級となり、核心は1P目。

支度を整え、核心の1P目。

仲間がリード(※)で、登攀開始。
※)リード(最初に登る人)と、フォロー(二番目以降に登る人、リードが登っている時、落ちない様にロープを使って確保する人)

慎重且つ、確実に登っていく仲間を見上げて、フォローしてたんやけど、氷が固いのかアックス打ち込む度に大きな氷がたくさん落ちてきた。
そして、めちゃくちゃ寒い。
確保する前に、しっかりと防寒しておくことをお勧めします。

仲間が、1P目終了点に到着。

次は俺の番。

過去に大同心裏ルンゼで、グランドフォールした嫌な経験があるので、ビビりながらのスタート。
しっかりと、アックスを打ち込みながら登り、スクリューとクイックドローを回収していく。

予想していた通り、氷が固い。めちゃくちゃ固い。アックスを振りかぶって、何度も打ち込まないと刺さらない。
元々左腕の腕力がないので、早々に左腕はパンプ(※)してきた。
※)長時間登っていると、前腕がパンパンに張ってくる。こういった特定の筋肉がパンパンに張ってくる現象を、パンプアップ=パンプと言う。

そして、アックスを落としてしまった。
リーシュコードは持って来ていたのに、横着してを付けていなかった。
仲間に連絡して、下降。リーシュコードと、アックスを繋いで再登攀。

すでに、左腕はパンプして使い物にならへんから、左側のアックスを右手で打ち込んで登っていく。

で、2回フォールした(笑)

おれは登攀レベルが低すぎて、セカンドで登っても難しい(笑)
左手のアックスを右手で打ち込んでいったから、右手もパンプ寸前。

やっと終了点で俺を確保してくれている仲間が見えてきた。
やっとの思いで、1P目をクリア。

すでに、右腕も使えなくなっていることもあり、1Pで終了。

トマムから層雲峡まで約3時間。
長時間運転してくれた仲間には申し訳なかったけど。

でも、フォローで登ったとはいえ、高度感もあり楽しかった♬

今思えば、俺が確保だけすれば、仲間は登ることが出来るので、たくさん登攀させてあげればよかったと反省、、、。

帰りは旭川の山道具屋に寄って、田中陽希くんも来ていた富良野の”唯我独尊”って言う有名カレー店へ。

最近の記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

カテゴリー

PAGE TOP