日本だけでなく全世界として大損失となった平出さんと健朗くんの死。
世界中で報じられたのでここでは詳しく書かないけど、未だに自身でも信じられない。
そんな中、石井スポーツ主催でお別れ式典が執り行われることとなった。
この式典には、関係者と一般参加の2部制なんやけど、多方面からのお声掛けもあり関係者1部に参列することができた。
ヤマテンの猪熊さんと合流し会場に向かう。
時間ギリギリで駆け込んだこともあり、ロクに挨拶も出来ず着席した。
と、同時式典が始まった。
大きな祭壇の中央には、背景の山はK2かな？その前に立つ平出さんと健朗くんの写真が飾られ、その写真から延びる尾根を白と緑をベースに表現したとても凝った祭壇。
その右手には著名人、芸能人の芳名板があり、イッテQメンバーの名前もあった。
式典は、レアな映像から始まりました。
その後、関係者を代表して、石井スポーツ取締役や、三戸呂さん等3人のご挨拶。
そして、平出さんと健朗くんの奥さん、尚子さんと妙さんのご挨拶。
尚子さんは、「湿っぽいのは嫌で祭壇を赤と緑のクリスマスカラーにしようとした」ことや、「子供が『天国でたくさん山に登ってね』と登山を否定しなかったことが平出さんにとって最高の言葉になったのではないか」ってことを話してくれました。
妙さんは、「遠征の内容を細かく記載したノートが60冊に及ぶが、K2のノートだけタイトルが無いままになっている」こと等を話してくれました。
それが終わると、各人が順番に献花すると言う流れでした。
献花後、尚子さんとお話しする機会があり、平出さんのアドバイスで海外遠征で事故なく活動出来ていることのお礼を言ったら、「人にアドバイスしている場合じゃないですよね（笑）」って笑ってた。
会場を後にし、甲府に向かう。
甲府で、個展を開いている友達に会いに行った。
おれは芸術が分からない。
直感的にいい悪い、自分に合う合わないって感性のみ。
けど、彼女の画風は独特でかわいくて好き。
環境省や南アの山小屋で彼女の作品を目にするとうれしくなる。
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