前回、日本ではできないことはここをクリック。
テレジを旅立つ朝もひんやりとして初秋を思わす清々しい朝です。
自然豊かな場所なのでもう一泊してもよかったんやけど、NOMINとの約束もあるのでウランバートルに戻ることにした。
バスの停留所は大体あの辺って感じで決まっているけど、道端で手を挙げても停まってくれます。
バスが出発して30分、亀岩で停車したバスにNOMINが乗ってきた。
きょろきょろ辺りを見渡して俺を見つけて”にこっ”とほほ笑んだ仕草がかわいすぎる・・・
いろいろ話していてふと、
『わたし、いつか日本にいくね。これカギに付けて。』
って渡されたお守り。
「I Khow. 」
Wi-Fiが切れると気の利いた言葉も返せない・・・
情けない・・・
「ウランバートルに着いたらお昼ごはんでも食べに行こうか?」
でも、彼女の家はナライフ・・・
次の停留所で彼女は降りていく・・・
何とも言えない別れになってしまった・・・
ウランバートルに到着して宿探し。
評判のいいTop Tour&Guesthouse Mongol って決めていた。
この宿の情報は、ネットでいくらでも出てくるので割愛(笑)
ストレスを感じないネット環境で溜まっていたブログを書いて街へ繰り出した。
ウランバートルではそこら中にミニマーケットやアイス屋さんがある。
人民広場はとっても広い憩いの場となっている。
街を歩いていて急に【ししゃも】が食べたくなった。
と言うか、日本食が食べたい。
旅に出て一番タブーとしてきたことは日本食を食べること。
いままでの旅でも食べたくなったことはあったけど、こんなに食べたくなったことはない・・・。
三食ゲテモノでもシマウマでも虫でも生きてきたのに、三食トゥーワン(モンゴル風焼うどん)でそんなはずはない!!と、思うけど食べたいものは仕方がないので、探して探して見つけたの店が
日本食:YAMATO
日本人オーナーが経営する店でチキン南蛮とかもあった♪
なんか物足りない・・・
お店を探している時はわくわくしたのに見つけたらどうも満たされない。
おなかは満たされたのに、何か物足りないのは普通の観光に満足できなくなっているんだと実感した。
北にあるモンゴルでは日が沈むのが遅く21時頃日が沈む。
日没とともに宿に戻った・・・。
翌日、沈没だけはしたくないと思って街に出た。
興味深いのがこの百貨店。ノミンデパート。
モンゴルのマンホールのふたが無いあるある。
▲鉄製のふたは売れるので盗難に遭い開きっぱなし。それだと危ないのでコンクリートや木で蓋をしています。
ウランバートル駅に行ってみた。
国際列車が発着する駅なので興味深々。
改札口もないので出入り自由です。
出発を控えた列車から一人のおじさんが降ろされた。
警察から出ていくように言われたおじさんは、目に涙を溜めて何かを訴えている。
きっと行きたいところがあるんだろうけどお金がないから無銭乗車したんだと思う。
途上国ではよく目にする光景に胸が痛い・・・。
市場に行ってみた。
ふと見つけたどっかの寺
ドでかい仏像
途中の屋台でくだものを買ってみた。
野菜もくだものも新鮮っぽい
ゲストハウスは賑やかやから話せなくてもたのしい。
スペイン人カップルのビアンカとゴン。
彼らは付き合ってまもなく6年になるそう。
「結婚しないのか?」と聞いたら、彼女は母親しかいないらしく結婚できないそうだ・・・。
そしたら
『結婚に意味があるのか?ずっと一緒に居たら同じだろ?』
『今までいろんなところを旅してきたし、これからも変わらないさ(笑)』
って、笑いながら言っていた。
とてもかっこよかった!
『歳は24歳。彼女はおれよりも3か月だけ早く生まれたから3か月だけボスなんだ!』
『ちがうわよ!ずっとよ!♪』
ってやりとりが微笑ましくて甘かった♪
そんな彼女は、無印良品 MUJIとUNIQLOが大好きだって。
日本での当たり前は海外では当たり前ではない。そのことが原因で嫌な思いもするけどそれも含めて旅が楽しい。
今回も登山だけでなくいろんな人に出会っていろいろな事を感じることができた。
この10日間で何人の人たちに助けてもらったんやろ??
これだから旅はやめられない!!
そんなことを考えながら最終日も日本食を食べてしまった・・・
ししゃも、揚げニンニクも合わせて30,000Tg(約1,500円)♪
さて、最後の情報。
バスの停留所では路線図が明記されていません。
そう路線図はバスに書かれているんです。
モンゴル人ですら
『○○に行くのか?』
的なやり取りを運転手としてますからね。
▲こんなのを一瞬で見極めるなんてかなりの動体視力と読解力を要求されてムリっす・・・。
片っ端から運転手に聞いていったら、空港には7番のバスでも行けることが分かりました。
快晴の空に映えるチンギス・ハーン空港をみながら、モンゴルには近々もう一度行くことになると確信した。
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