観光地は観光客が多くてあたりまえなんですが,澳門は観光地も密集していて京都のような感じです。
香港よりも気温と湿度が高くちょっと歩いただけで汗が吹き出します。。
”仁慈堂”
”聖ドミニコ教会”
などなど,密集している世界遺産を見ながら,観光客が通らない道を選んで
”モンテの砦”に登りました。
”聖ポール天主堂”も見下ろせるこの場所から,川の向こうの中国が見えました。
現在,一国二制度によって,中国本土,香港,マカオ間には国境が存在し,イミグレを通過しなければ,入出国ができません。
我々日本人は自由に行き来することができますが,中国本土人は戸籍所在地によっては通行ができません。
北京,上海,広東省の戸籍だと比較的自由になったらしいが,それ以外や農村戸籍だと,許可を得るのが難しく大変で,まだまだ開放されていないそうです。
最近はそういった出生地差別も年々少なくなったと聞きますが,香港やマカオは,まだまだ特別な地域なんです。
そんな思いに耽っていたら,このまま北上して国境を見てみたくなりました。
”聖ポール天主堂”を観光した後,
ぶらぶら歩くこと1時間くらいで国境に到着。
この立派な建物こそイミグレです。人が吸われるように入って行きます。
到着したら国境を越えてみたくなりました。
ってことで,今回はマカオに隣接する中国・珠海市への行き方を解説します。
マカオから珠海に抜けるには3通りあり,その中でも最も一般的で利用する人数が多いであろう,「洪北(ゴンベイ)」ルートを紹介します。
マカオの国境までは,路線バスかタクシー,徒歩で行けます。バスなら,「關閘(国境)」行きに乗ればOK!
ホテルからのバスなら,Borderって書いてあります。
タクシーなら,「border!」とか「china!」とか「ゴンベイ!」って言えばおそらく通じます。
長いエスカレーターを登るとマカオの出国イミグレがあります。
ここは入国の際に記入した控えの紙とパスポートを提示すればOK!
ほとんど中国本土人とマカオ人なので,ここを越える外人はめったに居ません。
なので「Foreign」は空いていて,すぐに通過できます。
イミグレを越えて人々流れに沿って歩くと免税店があり,多くの人で混雑しています。
そのすぐ先に中国側のイミグレがあります。
入国には,入国カードが必要なので記入しましょう。
ここでも,「Foreign」に並びますが、すんなり入国できました。
並んでいるときに横のゲートを冷蔵庫を押して通っていく中国人が居ました。
車に乗せて行けばいいのに手で押していくって・・・。中国人の力強さですね!
イミグレを越えたら任意の手荷物検査がありますが,通常だと声を掛けられないので,無視して出口へ!!
表に出ると巨大な広場に着きます。
ここが,中国です。
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