北朝鮮への国境越え

急に冷え込み,夜中に寒くて目が覚めました。
中々寝付けないので,少し早いけど支度を始めて6時過ぎに近所を散策しました。

空気が初冬を感じさせます。

今日は北朝鮮ツアーに参加します。
集合場所は明洞のロッテホテルです。

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バスが出発してすぐに激しい睡魔に襲われ,次にガイドの声で起こされると道沿いには延々と続く鉄錠門があり,緊張が高まります。

道の両サイドには地雷原の目標がある。
怖いよねぇ~。

まず最初に向かったのは”自由の橋”と呼ばれているところです。

ここには朽ち果てた日本製の電車が当時のまま残っています。

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ちょうど,物資のみを運ぶ列車が新しい橋を渡ってきました。

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その他にも,ここには小さな遊園地があります。
子供たちにも緊張感を与えないように工夫しているそうですが,人影がない遊園地に遊具の明かりだけが点滅していて,かえって寂しさを引き立たせていました。

そのあと向かったのは、”第三トンネル”です。

ここは北朝鮮が韓国へ潜入しようと掘ってきたトンネルです。

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モノレールで地下78mまで下り,さらに水平方向に100mほど徒歩で進むと分厚いコンクリートの壁がありました。

この壁は、3つあるのですが、朝鮮に一番近いほうから7m・3m・1mの分厚さの壁です。
そして、それぞれの壁にはダイナマイトが仕掛けてあり、有事の際は破壊して進攻を防ぎます。

次に向かったのは、北朝鮮が一望できる展望台です。
ここでは約束事があります。
① 韓国をバックに写真を撮ってはいけないこと 
② 兵士を撮ってはいけないこと 
③ Picture Line を超えて北朝鮮を撮ってはいけないこと

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Lineを越えなければ北朝鮮を撮ることは許されます。

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ツアーにセットになっている昼食のプルコギを食べた後、メインである板門店に行きました。
バスに兵士が同乗して会議室(青色)へと向かいます。

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国境を挟んで韓国側の兵士が建物(青色)に体を半分隠しているのは、有事の際に素早く身を隠し対応するためだそうです。
また、大きなサングラスは映画JSAでも象徴となりましたが、これは北朝鮮人と目線が合ってトラブルにならないようにするためです。

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姫路のヤンキーもみんなグラサンを掛ければいいのに・・・と、ちょっとだけ思いました。

いままで、知らなかったことがわかってくると緊張が高まります。

会議室に入ると撮影が許可されました。しかも、この部屋だけは国境を越えてもいいそうです。
で、躊躇なく国境を越えて兵士と写真を撮りました。

出国前に友人から”北に向かって亡命する人類初の男になってこい!”と言われたけど、さすがに冗談でできる雰囲気ではなかった。。。

むしろ国際問題に発展してしまう・・・。
ピースしてるけど顔はまじめに・・・これが精いっぱいのおふざけです。

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会議室を出ると、少しの時間だけ朝鮮をバックに写真を許可されたので撮りました。
特に禁止されたことは、
① 北朝鮮に手を振ること。
② 北朝鮮に指を指すこと。

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バスに乗り”ポプラ事件”で有名な”帰らざる橋”に行きました。ここはバスの席から立たなければ写真は撮ってもいいとのことだったので,早速撮りました。

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自分の足で国境を越えた!と、いう意味では北朝鮮が初めてとなる記念すべき日となりました。

明洞にもどって、本日の夕食。
今日は、海鮮チゲ鍋です。

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めちゃくちゃうまかった!

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今日は少し疲れたので、早めに宿に帰って休もうと思ったのですが、宿のおばちゃんと、宿に泊まっているマレーシア人との話が盛り上がり日記を書きながらいろいろ話ました。

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明日は、世界遺産へ向かいます。

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