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テトゥアンまで行くバスは15時ごろ発のCTMに決定しました。
シャウエンから数社のバスが発着しているので旅程に合わせた移動が可能です。
国営バスなので乗り心地も良くてシャウエンからテトゥアンに到着するまでの2時間はストレスなし。
テトゥアンのバスターミナルは地球の歩き方に載っている場所から変更されていました。
テトゥアンからバスでセウタに向かうには国境手前の村Funidek(フニデク)まで行く必要があるけど,面倒な時はグランタクシーを利用した方がいいです。
※グランタクシーとは乗合タクシーのことで人数が集まれば出発します。
テトゥアンでの主な車種はベンツでした。
到着後、すぐスペイン(スペイン領セウタ)に入国してもよかったんですが、ここテトゥアンも世界遺産のメディナがあるので少し見ていくことにしました。
結果、フェズと大差ないメディナや王宮があるだけでおなか一杯。
グランタクシーに乗り込んでセウタを目指しました。
テトゥアンから到着したCTMバスターミナルの建物西側に青色のベンツがたくさん並んでいるのですぐにわかると思います。
運転手に行先を告げると乗車する車を指示されるのでそれに乗って待つだけです。
人数が集まれば出発しますがすぐに集まるので心配いりません。
国境までは30分くらいで到着します。
値段は1人20DH(280円)でした。
国境に着くと、このゲートの右脇にカウンターがあるのでそこで出国手続きを行います。
出国カードもこのカウンターでもらえます。
※出国カードを売りつけてくるやつがたくさん居ますが無視していいです。
モロッコからスペインへ入国するにはタンジェかフニデクからです。
しかし、タンジェからの出国は賄賂を要求されたり「モロッコへの入国が空路なら空路で出国しろ!」と言われることがあるそうです。
フェリーでスペイン本土へ移動するのもセウタからアルヘシラスへ渡った方が移動距離も短いのです。
なので、俺たちはセウタからスペインへ入国しジブラルタル海峡を渡ることにしました。
スペインとの国境で警察と写真を撮りました。
この警官、最初はめんどくさそうな感じでいろいろ話してきたんですが、
「おまえらどっから来たんだっ!」
「何日旅しているんだ?どこに向かうんだ?」
「記念に一緒に写真を撮ろうっ!」
話してみると、とっても陽気な警官で同僚にシャッターを押させてました。
ここで注意しないと行けないのはスペインの入国スタンプです。
スペイン側の手荷物検査の手前(この部屋の入口のすぐ右側)に小さな窓口があり、そこで入国スタンプを押してもらう必要があります。
※これが無いと密入国扱いであとあと面倒なことになりますから!
旅程も順調で無事入国することができました。
次回、”海峡を越えてっ!”はここをクリック。
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