1月12日、交通事故に遭った。
片側2車線(法定速度50キロ)の左車線を走行中、前方に信号待ち渋滞が発生していたので、右車線に進路を変え、加速走行して間もなく、左側の駐車場車が渋滞列の間から車が飛び出し右折してきたので、止まり切れず衝突した。
俺の車は、フロント部分が全体的にめり込み、見た目以上に損傷が大きい。
その後、過失割合の連絡が届き、内容を確認すると【15:85】と。
そもそも、15%の俺の過失って何や?
事故の状況を考えると、この過失割合に疑問が湧いた。
本来、誰でも任意保険に加入している事が多いので、上記15%の過失については、自身で加入している任意保険で補われるから違和感や、疑問が湧いても、その部分に対して調査という行動を起こした人を見聞きしたことはない。
しかし、自身の保険を利用すれば、契約等級がマイナス3等級下がり、等級が下がると保険料が上がるので、高い保険料を数年間支払い続ける事になるだけでなく、契約内容によっては、車の修理に免責額の支払いが発生したりと、当事者によっていろいろな損が発生する。
おれは、疑問と言うか、違和感、正直に言うと、「被害受けたの俺やのに、何で他にもいろんな損を被らなアカンねん!」って、ムカつきから、自分の過失を見つめ直す意味も含めて、今回の調査に至った。
ドライブレコーダ(以後、ドラレコ)の映像と、事故当時の実況見聞から整理する。
尚、本件は、契約保険に付随している弁護士特約を利用し、顧問弁護士の見解も記載している。
相手の車が確認できた地点。白線の末端まで約1m(実測0.7m)。
その先の距離。白線及び、白線の間隔は、一般道では5m。
衝突場所まで、約0.7m+15m+Xm。
+Xm(が、どの部分でぶつかったのか?で決まるが、この白線を参考に算出すると、
ドラレコ動画でも確認出来る通り、相手車両がこちらに向かってきた(※)こともあり、衝突場所は白線の真ん中あたり。約2.5m(実測1.9m)と判断できる。
※)事故処理の見聞時に、相手方は、『一車線の感覚で右折した。』と言っていた事からも、映像の動きと一致している。
つまり、Xm=5.0m-1.9mで、3.1m。
以上の事から、衝突までの距離は約18.8m。
俺の車速は時速約50km/hと思うけど感覚的やし、更に、ドラレコに速度を記録する機能がないことから立証しにくい。
そこで、ドラレコで白線の流れる速度を繰り返し計測した。
白線+間隔(10m)の流れが平均約0.75〜0.8秒なので、俺の車速は、時速45〜48kmと推測でき、法定速度内での走行と確認できた。
次に、制動距離について。
車速50キロでは、32m。
つまり、相手車の飛び出しを視認してから、ブレーキを踏んでも衝突は交せない。また、俺の車両はスタッドレスタイヤなので、制動距離は、サマータイヤの1.3倍となるらしい。
よって、衝突回避は不可能と言える。
因みに、100歩譲って、建物前の相手車両を視認できていたとしたらどうなのか?
って、調べてみた。
緩めにみて10mとしても、28.6m。
でも、建物に同化している動いていない相手車両を視認できたのか?って言われると無理がある。
・過失割合15%の過失内容を教えてほしい。
・相手方は、確認を怠り(行わず)、右折したのではないか?
・見聞時に、『(本線車両が)道を開けてくれたので、右折した。』、『一車線の感覚で右折した。』と、言っていたが、それは逆走ではないのか?
以上の事から、俺の要求は、
① 俺の過失はゼロ。
② 自分の車両は”事故車”となり、今後売却する場合の査定額が影響する、見合い額の保証。
近々売却することで、準備していたが、売却できなくなった。
<顧問弁護士の見解>
刑事事件なら、100%無罪を勝ち取れる事案でも、民事になると、“とりあえず、1割くらい過失あるやろ?とか、これで双方和解してくれ!”みたいな説明不能の匙加減があったり、過去の判例に倣うという謎の動きがあったりで、どうなるかはやってみないと分からないとのこと。
今後、どうなるのか見通しが立たへんけど、どんな事故でも得することではないので、みなさんも気をつけてくださいね。
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