実は、我が家にはポータブル電源はあります。
各社色んな機種を出しているけど、当時のオレが一番いいと思って買ったのが、Ecoflow(エコフロー)のDelta2。
簡単なスペックは以下の通り。
容量:1,024Wh
出力:合計1,500W(サージ 3,000W), X-Boost機能をオンで最大1,900W
Ecoflowでも十分使えていたけど、今回DJI POWER1000が販売されると聞き注目していました。
何で気になっていたかと言うと”DJI”だからです!
元々、数年前からDJI機器を使っていたので、DJIの信頼性は実証済み。
世界シェアNo.1のドローンはMavic zoomから使い、現在は海外遠征での重量負担を減らすため、Air2を所持しています。
そしてOSMO actionシリーズはAction1から使い、現在はAction3、4、5proと所持しています。
スマホジンバルも使っていたし、おれの動画撮影はDJIと共に歩んできたと言っても過言ではないと思います。
耐久性、機能性、そしてデザイン全てにおいて、DJI一択のおれが今回気になっていたのがポータブル電源の登場。
今回、POWER1000を入手したので、いろいろと比較してみました。
Ecoflow Delta2 |
DJI POWER1000 |
備考 | |
容量 | 1024wh | 1024wh | |
容量拡張 | ○ | ○ | |
本体重量 | 12kg | 13kg | |
AC急速充電 (時間) |
50分で80%まで充電 80分で満充電 (最大入力1,200W) |
50分で80%まで充電 70分で完全充電 (最大入力1,200W) |
|
定格出力(W) | 1,500W 最大出力 1,900W X-Boost(W) |
2,000W 最大出力 2600 W ピーク出力4400 W |
|
アプリ接続 | ○ | ○ | |
出力ポート数 | AC6 DC6※1 |
AC2 DC4※2 |
各社呼び方/区分が違うため主要なポート数量のみ。 |
蓄電池の種類 | リン酸鉄 リチウムイオン |
リン酸鉄 リチウムイオン |
|
サイクル寿命 | 約3000回 | 約4000回 | |
ソーラーパネル拡張 | ○ | ○ | |
UPSモード | ○ | ○ |
※1:USB-A×2、USB-A急速充電 x2、USB-C 100W x2、シガーソケット x1、DC5521 x2
※2:USB-C 140 W x 2
対比表の通り、比べてみたら大差ないように見えるけど、使用者としての視点でレビューしようと思います。
※どうしても、所有しているEcoflowと比べてしまうけど、最初に言っておきますが、Ecoflowを否定しているわけではありません。
まず、DJI好きにはたまらないデザイン性です。
全ての差し込みが一面に集約しているので使いやすいと感じました。
そして、好みが分かれると思うけど、横長で重心が低いのもいいと思います。
車中泊でPCを置く台として使っているので使い勝手はいいです。
液晶パネルは電源ボタンを短押しすると消灯します。これは車中泊の時にすごくありがたいです。
Ecoflowは5分経ったら消灯するけど、待ちきれずいつも荷物で光漏れを隠しています。
是非言いたい事は、電源を入れた時の音!
ドローンを所有している人には分かると思うのですが、POWER1000の電源を入れるとドローンの時と同じ起動音が鳴るんです。
これは個人的に高評価です(笑)
でも、音と言えばDJI POWER1000は何と 23db! で、起動中(運転中)の音は全く聞こえませんでした。
出力ポートはDJIの方が少ないです。
おれはACと、DCをあと2つづつ増やしてほしいです。
定格出力は、Ecoflowの1900W(X-Boost使用時)でもすごいと思ったのですが、POWER1000の4400Wは規格外です♬
ただ、これはピーク出力であり、”4400Wの出力を出す設定があるわけではない”です。
使いにくかった点もあります。
元々、このPOWER1000はDJIからご提供いただいたんです。
でも何故か本体に充電できないトラブル、、、。
液晶画面にERR02って表示され、調べてみるとファームウェアを更新する必要とのこと。
ところが、これが少々面倒で、PCにソフトを入れて、ソフトを起動し、POWER1000本体の電源とAC電源ボタンを同時に押して、”ROAD”と表示されたらPCを繋いで。
でも、説明書通りやってもうまくいかず、本体の充電も出来ない。
で、POWER1000用ドングルを送ってくれたんですが、そもそもこのドングルはファームウェアの更新を行わないと使用出来ない。
で、結局DJIサポートに送りました。送ったら問題なく更新が出来、充電も出来たとの事。
腑に落ちず、その後もいろいろ調べたらPOWER1000本体とPCの繋ぎ方に問題がありました。
本体にはtypeC端子を挿し、PC側はtypeA(USB端子)を挿す必要があったんです。
オレはと言うと、typeCとtypeCで挿したので更新が出来なかったようです。
これ、どこかに記載されてたんか??中々気づかないのでやる人は注意してください。
それと、本体の充電速度が遅かったです。
POWER1000と、Ecoflowの蓄電量を0(ゼロ)にしてから同時に充電を開始したのですが、蓄電量の増え方はEcoflowが各段に早かったです。
さすがに疑問に思ったのでDJIに問い合わせたら、”電池セルの温度が最大充電出力温度に達していない状態と考えられます。充電を15~20分続けても同じ状態か確認してください”との事でした。
Ecoflowともに同じ室内温度、同じ条件で試したので、ちょっと不思議です。
実際に扱った時の動画は後日公開するので、ぜひご覧ください。
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