予定通りウユニからラパスへ戻り,次の目的地クスコまで国境を越えたバス移動の手配を行います。
行き方は2つあります。
ひとつはコパカバーナ経由,もうひとつがデサグアデーロ経由。
デサグアデーロはボリビアとペルーの国境の街なのですが,ここが悪名高いというか,国境にいる警察官にお金を巻き上げられるということがよくあるそうです。
とくに日本人は被害に合いやすく,逆らうと入国できないかもしれないので泣く泣く有り金を渡すハメになるそうです。
そんな悪名高いデサグアデーロとは逆に旅人に人気の高いコパカバーナ経由。
バス乗り換える手間を考えてもこっちのが楽しい!
なぜならあのチチカカ湖をボートで渡ることができて,なおかつちょっぴりですがコパカバーナ観光もできるから!ってことでコパカバーナ経由を選びました。
バスはローカルバスでもよかったのですが,大して値段も変わらないのでウユニ行きと同じくTodoを利用することにしました。
※ラパス~クスコまでのバス代:300b,コパカバーナとプーノの2か所でチケットチェンジがあります。
まずはコパカバーナまでの移動は約3.5時間。
バスが走る3,800mの高原の先には雪をかぶった山々の素晴らしい景色が見えます。
右側は山々,左側にはチチカカ湖を見ながらチュアの村に到着。
ここでバスを降りてボートで対岸に渡ります。
乗ってきたバスもこの通りボートに乗せられて対岸へ運ばれます。
バスの背景には,6,000m級の山々も見えます。
※チチカカ湖は,船舶が航行している湖としては世界最高所(標高約3,800m)にあり,最高水深は285mで面積は琵琶湖の12倍ほど。
1億年前アンデス山脈が隆起した時に海水が一緒に持ち上げられ、富士山より高い標高に湖が誕生しました。
その証拠に湖の水を口に含むとわずかな塩分が舌に残ります。
1億年前の海水がいまなおここに存在していると思うと、壮大な地球の営みを身近に感じられました。
対岸でバスに乗り込み北欧を思わせる景色の中,
走ること約30分でコパカバーナに到着。
次のバスが出発するまでの約6時間の滞在。
さっそく,安宿を見つけてチェックイン。
実は4日間風呂に入ってないので,風呂に入るためだけに宿取りました。
やった!4日ぶりの風呂!!って喜んでいたら水シャワーでした・・・。
こんな高所で水かぶったら寒くて死にそうでしたが,4日ぶりなので気持ち良かった!
そんな水の冷たさよりも,同僚のくつ下のにおいがヤバかった。
ただでさえ空気薄いのに,酸欠で倒れそうになりました。。。
そして,今回試してみたかったダイソーで売られている”トラベラー紙パンツ”。
5泊分100円の使い捨て紙パンツはかさばらず便利なのですが,ブリーフタイプでめちゃくちゃダサい事が欠点です。
そんな自分の姿が面白すぎて,空気の薄い高地で2人共笑い死にそうでした。
※画像は有りますが不愉快になりそうなのでやめときます。
すっきりしたところで街の散策。
コパカバーナに来たら”TRUCHA(トォルーチャ)”を食べることを勧められていたので,どんなものかわからないまま注文してみました。
これは,日本で言う鱒(ます)をから揚げにしたもので,予想以上においしかったです。20bでした。
チチカカ湖湖畔に行ってみたのですが,小さなリゾート地って感じの雰囲気の街です。
ここから太陽の島に行くこともできるそうです。
向かう道沿いにはwi-fi完備の店もありました。
お土産に頼まれていた”エケコ人形”もこの街で見つけることが出来ました。
そろそろバスの出発時間って時に,チケットチェンジするバス会社が分からず少し焦りましたが,
何とか乗車し国境へと向かうことができました。
あっ!!ウユニ塩湖の塩をラパスに忘れてきたっ!!(@_@;)
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