小屋泊が影響し、前日の龍王南壁の疲れは全くないまま、朝を迎えた。
今残っている筋肉痛は、きっと一昨日の槍ヶ岳やなっ!
朝ごはんも美味しくお替りし、準備を整え出発。
カムやクライミングシューズなど要らない荷物を室堂のロッカーに預けに行ったんやけど、さすがに連休初日ってこともあり、室堂はすでに大勢の人で賑わっていました。
余分な荷物を預けた割にはまだ重い、、、。
きっと15kg近くある。
今日の目的地は、長次郎谷出合です。
ここで、扇沢側から来る仲間と待ち合わせ、その後詰めるられるところまで行く計画。
まずは、雷鳥沢キャンプ場へと面白くもない道を進みます。
雷鳥沢から劔御前小屋まではひたすら登り、約1.5時間で到着。
ここからは源次郎谷出合までひたすら下る。
軽量化で減らした食事はタイミングいい小屋で摂ろうって考えてたんやけど、まさかの誤算、、、。
劔沢小屋では軽食は売ってるけど、例えばお湯は入れてくれません。
しかもごみは持ち帰りです。
コロナ影響と言っていたけど、よくわからんシステムです。
価格にはゴミ引き取り代も含まれていますので、値引くか引き取れよ!って思ったおれがおかしい?
小屋の前には、焼却炉があるので、各自で放り込んでもらうえばいい。
お湯もポットを置いて、各自で入れてもらうとか、小屋の人が入れてくれたら何の問題もないと思うけど、、、。
移動が始まったばかりやのに湯沸かしや、ラーメンのゴミを下山まで持ち歩くのは苦痛で不愉快!
さて、気を取り直して長次郎谷出合に向けて出発。
約1.5時間で長次郎谷出合に到着。
長次郎谷出合の少し手前、左岸小さな滝があるんやけど、ここは天然クーラー涼しいですよ。
ここで待ち合わせやし、ここからまた急登が続くのでしっかりと休憩を取ることにしたんやけど、来る気配がない(笑)
電波が入らない長次郎谷、ここで効果を発揮するのがアマチュア無線です。
仲間も無線を持っているので、無線で呼びかけるも応答なし。
そして、待ってる間に、決断した。
先に進もう!
合流する仲間は強いので、なんてことはないと思うけど、おれ達が今の装備で八ツ峰の稜線に上がれるのか?って、ずーーっと考えてた。
でも、きっと上がれへん、、、。
途中で力尽きる可能性大。
岩室泊も考えたけど、下半を抜けて岩室に戻って、翌日また登り返して上半って考えられん。
上半、下半を分けて挑戦するにしても熊の岩にBCを設営するのが妥当。
だから、仲間を待つのは、熊の岩にすれば、今ここで時間を無駄にすることもないなぁって思って、進むことにした。
熊の岩に向かっている途中で、無線が入った。
真砂沢ロッジ手前まで来ているとのこと。
虫の息で、熊の岩に到着。
長次郎谷出合から熊の岩までコースタイムで1.5時間やけど、2時間近く掛かったんちゃうかな。
残雪多い熊の岩で何とかテントを設営し終わったら雨が降ってきた。
早めの夕飯を食べたら寝てしまった。
夕方、一足遅れで仲間が到着。
ちょっとだけ話して、早めに寝た。
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