まずは、凌雲閣駐車場から化物岩下にある石碑を目指します。
石碑から約30分で化物岩左ルートの取り付きに到着。
やはり、昨日化物岩左ルート(下段)と思って取り付いたのは、正規の左ルートよりも更に約10〜15m上部でした。
浅い凹部下で登攀の準備を整え、登攀開始。
絶妙なバランスで立ちこむと特に難しくはないんですが、初冬は雪がサラサラで逆に嫌らしいです。
7~8m登ると、チョックストーンがあります。
うまく乗越すと、浅いルンゼが見えますが、そこの向かうまでに5m程の嫌らしいトラバースがあります。
高度感あるトラバースで楽しめると思います。
トラバースを終えると、浅いルンゼを直登です。
ここは、アックスがしっかりと決まるので快適だと思います。
本来は、ロープいっぱいでハイマツを掘り出してビレイですが、私たちは60mロープを使用していたので、1〜2P目を繋ぐことが出来ました。
なので、化物岩上段の基部(本来の2P目終了点)で、セカンドを引き上げました。
2P目(本来の3P目)の左ルートを登っていくと、まさかの昨日撤退したルートに合流しました(笑)
結局、これが正しい化物岩左ルート(上段)でした。
登っていて“あ!残置スリングがある!”と、思って近づいたら、昨日、撤退時に残したギアが凍ったモノでした。
“えー、ここ難しいのに、、、また撤退か?”と思ったけど、今日は寒さも和らいでおり、集中出来ました。
微妙な幅の凹部を登るのですが、手持ちのカムが少ないので、どこで使おうか?って、探りながらの登攀はランナウト。
さらに、アイゼンの爪を乗せて立ちこむ岩がスラブ質なので、よく滑ります。
何とかじわじわと登っていき、核心を越えた時は久々に強い達成感を得て、ニヤニヤしてしまった。
その後、ロープいっぱいまで行くと、岩にスリングが巻かれた終了点があります。
時間が掛かりすぎて、フォローには申し訳なかったけど、寒さに耐えて頑張ってくれました。
彼女のレベルでは核心に不安があったので、「無理そうなら早めに言うんやで」って無線飛ばしたら、『何とか行けそう!』って応答が。
ロープの引きから、じわじわと登ってくるのが伝わり、雪面から姿が見えた時はホッとしました。
終了点まで登ってきた時の第一声が『あたし、少しはレベルアップしたかも!それが感じられる登攀で楽しかった!』って笑ってた。
4P目は緩斜面でロープ出すほどではないので、フリーで登り、化物岩山頂に立ちました。
天気がいいと、富良野市、十勝岳、上ホロカメット山、八手岩、富良野岳など見えるのですが、この日はダメでした(笑)
下山は、稜線伝いに上ホロカメット方面に移動し、珍小岩が見えるコルから雪庇を砕いて雪壁を降ります。
そうすれば、噴火口までショートカット出来て早いです。
珍小岩に向かって右側(東側)を通るのがいいのですが、間違えて左側(西側)を通ってしまいました。
どちらも通れますが、左側の末端は傾斜が急です。
ま、大した傾斜ではない大丈夫と思いますが、現場で判断してください。
雪崩懸念がある場合は、夏道を降るか、化物岩を懸垂下降で降りるのがいいです。
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