上ホロカメットク山北西稜登攀

前回、”十勝岳撤退、、、”はここをクリック。

なんと!
昨日は、北海道でも19年ぶりの大寒波。
南富良野落合ってところではマイナス36度( ´∀` )
もはや笑うしかない。

宿にTVがないので、いろいろと情報が途絶えていたので知らなかったんです。
町の中でも本当に寒くて、徒歩数分のコンビニや銭湯に行くだけでも命を奪われるレベルでした。

さて、いよいよ今日は上ホロのバリエーションルート登攀です。
予定通り、坪島さんと再会し、登山開始。

昨日は、ただ極寒の中、ただ黙々と歩いていたんやけど、坪島さんはガイドなので道中でいろいろと教えてくれました。
安政火口に向かって右手に見える”化物岩”は、三峰山から吹きこむ風が雲を作り、その流れ落ちる雲が化け物の手に見えることからそう呼ばれるらしい。

厳冬期は、化物岩と八手岩の間にある下降路をD尾根から下るんやけど、上ホロは気象条件が悪く視界が利かない日が多々あるそうです。そんな時は、通称【ちんこ岩】がD尾根から真下に見える場所が下降点となるって。

安政火口から八手岩方向に少し登ると岩があります。
この岩の付近で登攀装備を整えるんやけど、ちんこ岩から見える方向にスノーシューやストックを刺すそうです。
視界不良の時でも、これを目印に下降方向が分かるそうです。


▲こんな感じで刺しておきます。

八手岩
▲八手岩を右、安政火口を左に見て進んでいきます。

上ホロ正面壁に続く尾根を越えると北西稜です。


▲これからスタートです。


▲北西稜は巻くこともできるけど、稜線通しが楽しいと思います。


▲慣らしの1P(ピッチ)目は坪島さんがリード。

坪島さんリードのおかげでいい写真を撮ってもらえました♪


▲この下は切れ落ちてます。


▲これを登ると1P目終了です。


▲北西稜かっこいいでしょ?


▲2P目はほぼコンテ※で歩いて登ります。※)ザイルで結び合った者どうしが同時に登攀 (とうはん) すること。

3P目は北壁直下まで歩きです。


▲雲を抜けて青空が見えました。


▲地味に疲れる登り。


▲4P目の準備です。

例年、ここは雪に埋まっててもっと簡単らしいけど、今年は暖冬で埋まっていないのでクライミング要素が強めって言ってた。
でも、おれにはちょうどよかった。


▲4P目スタート。


▲ここが核心らしいです。

5P目も特に難しいこともなく、上ホロ山頂に出ます。
1P目以外オールリードで登らせてくれてました。

十勝岳を背景に
▲後ろの十勝岳は時間切れでまた今度、、、。

かみふらの岳
▲かみふらの岳


▲見上げていた八手岩を見下ろします。

八手岩は山頂が八つの角があるからそう呼ばれるらしい。

D尾根上部
▲D尾根上部から、このちんこ岩が真下に見える場所が下降点。

最初はやや傾斜が急なので気を付けて!
あとは、ちんこ岩を左から巻いて安政火口方向に下ればスノーシューを置いている場所に戻れます。

帰りは、白銀荘の吹上温泉に入りました。
凌雲閣の温泉よりもきれいで水圧もいい感じ。

晩御飯は、上富良野にある焼肉”秀”に行ったんやけど、ここも地元では有名なお店です。

程よい緊張感の登攀、厳しい環境でしか試せないウェアのシステムを試せたことも最大の収穫でした。

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