インスタとFBのストーリーで報告した被害について整理しました。
こうして整理してみると、盗難か風なのか分かりませんが、探せば帰ってくる風の原因がいいなと思います。
3月16日
五竜岳テレキャビンとリフトを乗り継ぎ、リフト降り場(9:34)からスタート。
大遠見岳(12:10)を通過。
テン場予定地の西遠見池に到着(12:54)。
登山道の南側は等高線を見てもわかる通り整地の手間が少ないことと、何と言っても明日登攀予定のG2がよく見えること、そしてG2の取り付きに行きやすいことから考え、入山前からこの西遠見池付近で幕営と決めていたので、現場を見て登山道から南に約5mくらいの場所に設置を決めた。
時間に余裕があるので久しぶりに丁寧なテン場を作った。
深さは約0.5m、壁は1m弱。
テントの張り綱は丁寧に積んだ雪壁にペグ7枚使ってペグと一緒に差し込み固定した。
3月17日
2時に起き、3時10分出発した。
当初G2に取り付く予定やったけど、昨日つけたトレースの先は相変わらずの雪質で急遽G0登攀に変更した。
4:30に登攀を開始し、夜が開け出した5:30頃自分たちのテントを確認し、さらに6:20に写真を撮っていた。
※インスタストーリーではうろ覚えで”7時頃”と書いたけど正確には上記の通り6:20。
予報では大荒れで8時頃には時折り爆風となっていた。
10時にG0の頭に抜け、テン場に戻ったのは12:41。
ペグを埋め込んだ雪壁は一箇所だけが少し崩れていましたが、あとは綺麗な壁のままでした。
強風で飛ばされたのか?と思い、谷底を見渡せる場所まで行きましたがテントはありませんでしたし、強風で飛ばされたのであれば、冬季ペグを刺した雪壁は崩れていると思うのです。
テントの中には、
以上の物が入っており、目視できない場所まで飛ばされたとは考え難いなぁと思いました。
また、寝袋やマットは登攀し帰着後すぐに下山出来る様パッキングした状態で残していました。
因みにペグは1本も残っていません。
あまり考えたくはないですが、本当に盗難であれば命に関わります。
土曜日は超晴天でしたが、日曜は大荒れの悪天候。
私たちの登攀が遅く、夜着でテン場に戻っていたら私たちは死んでいました。
逆に、強風で飛ばされたのであれば、自分で自分の命を奪う大事になるので建て方を改めないとダメだなと思いました。
いずれにせよ、何か策を練る必要があります。
この度は、多方面の方々にご協力頂けたこと、本当に感謝しています。
ありがとうございました。
のちのフォロワーさん情報では、「下山時の7:15にはすでにテントは無かった」とのこと。
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