11月の三連休は台風の影響で中止の可能性大!
我が家だけなら柔軟に対応できるけど、今回はまだ付き合いの浅い仲間家族も一緒になので匙加減が分からん(笑)
中止にした方がいいのか、ギリギリまで天候を見た方がいいのか。
しかし、
「ギリギリの判断でも、日数を削ってもいいですよ」
と、言ってくれたので、ギリギリまで天気予報を伺うことにした。
結果、2泊を1泊に変更して計画続行とした。
11月3日やまのこ村駐車場で合流し行者小屋に移動。
いい場所にテントを張れたので、のんびり準備し、行者小屋で普段はやらない”お茶”をした(笑)
のんびりしすぎたかな?とは思ったけど、今日は赤岳山域のバリエーションルートでは初級と言われている赤岳主稜。
例年やと、薄っすら雪があるけど、今年はあの富士山ですら雪が降っていない。
どうなるかな?と思いつつ、4人で文三郎尾根の一般道をワイワイと登って行った。
文三郎道と赤岳主稜の取り付きへの分岐で軽いパニック(笑)
と言うのも、雪が無いと”あれ?ここでいいのか?”を向かう場所が分からなくなった。
しかも、ガレガレでめちゃくちゃ悪い。
これでは自分だけでなく仲間をケガさせそうなので止めることにした。
せっかくなので、オレもお初の赤岳南峰リッジに乗ることにした。
一方、仲間の彼女はバリエーションルートに興味があり、何れバリエーションルートを登りたい希望はあるモノの未経験の為、俺たちが主稜取り付きに向ったタイミングで文三郎道を赤岳に向けて進んでいた。
つまり、3人組と1人に分かれていた。
俺らが南峰リッジ登り出した時、その彼女が何とすぐ隣の一般道からこちらを伺いながら登っていた。
南峰リッジはグレード的に難しくないので、「一緒に行くか?」と、誘ってみたら「行きたい!」と元気な反応。
文三郎道からの合流で、4人で登攀することになった。
ただグレードは低いが、季節的な影響もありガレガレのザレザレ。
ロープを出すようなところはなかったけど、初バリエーションルート、初アルパインクライミングの彼女なのでロープを繋いだ。
歩きも多く3ピッチ程度の登攀となったけど、持つ岩が動くところも多く、適度な緊張感を持って登攀することができた。
そして何より、仲間の彼女が初赤岳、初アルパインクライミング、初バリエーションルートが達成できて大満足していたのうれしい。
夕食は、初の行者小屋飯。
赤岳鉱泉では何度も食べたことがあるけど行者小屋は初めて。
今回はステーキではなく初めてハンバーグ定食でした。
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