前回、”様々なピラミッド群”はここをクリック。
本日の最初は、タフリール広場と考古学博物館。
一昨年にエジプトの歴史が変わった場所には興味があります。
壁の落書きや、
広場の雰囲気を肌で感じ、
考古学博物館へ。
沖縄と大阪で開催された展示会にも行ったので少しは知識があるつもりです。
※チケットofficeで日本の運転免許証を見せると学生料金で入場出来るとかできないとか。
荷物検査を2回ほど受けて中に入りましたが、めちゃくちゃ広い!
広すぎます。カメラでの撮影が出来ないのでお見せできませんが、時間も限られているので真っ先に”ツタンカーメン”のマスクまで行きました。
マスクは想像よりも小さく装飾は細部まで細かく作られていました。
色使いも鮮やかで当時の技術の高さが窺えます。
十分堪能した後は追加料金100LE(約1,500円)を払って”ミイラ”展示室へ見に行きました。
この部屋は少し薬品臭かったですが、ミイラを保存しているケース内の湿度は55%、温度15℃に保たれています。
ミイラは保存状態もよく少し不気味でした。
ここで注意してほしいのは、ミイラ部屋へのチケット売り場の真反対にもミイラ部屋があります。
どちらかと言えば、このひっそりとした部屋にあるミイラの方が髪の毛がそのまま残っており更に不気味です。
その他ベッド、椅子、装飾品など駆け足で回ったものの、あっという間に1時間。
博物館入口でみんなと合流し、ピラミッド二日目です。
今日はバスで向かうので博物館北側にあるターミナルへと歩きます。
※バス番号は”375”番ですが、アラビア数字なので十分チェックしてから行きましょう!
因みにこのバスターミナルから空港行き”356”番のバスも出ています。
ここからバスで約30分。休日と言うこともあり道もめちゃくちゃ空いてます。しかも、1LE(約15円)と激安。
時間に余裕がある時はぜひバスで行ってください。
運転手が「ギザ!ギザ!」って、ここで降りろと教えてくれました。
でも、ここどこ?? って、思ってキョロキョロしていたらビルの上からピラミッドの頭が見えてました。(わかりますか?)
4人で、歩き一般的にメインゲートと言われる入口でチケットを購入したけど、昨日買った南門(ケンタッキー前)のチケット売り場のよりも品質がよかったです。
さて、ここはピラミッド内部への入口ですが、中には入りませんでした。
昨日も訪れた私は、ちょっとみんなと別れてひとりで散策。
インドでもそうでしたが、エジプトの客引きも私にはあまり声を掛けてきません。たまに声を掛けてくる客引きはウザいですが、今思えば思っていたほどでも・・・・って感じでした。
まっ!敷地内のあちこちでいろんな人種の人たちがもめてる現場を数回見ているのでウザいことには違いないので用心してください!!
でも、ウザいだけじゃないんです。
私が単眼鏡でピラミッドの先端とかを見ているとき、あるエジプト人のおじさんに出会いました。
「それ(単眼鏡)を見せてくれ」
私はてっきりウザい客引き程度に思って内心身構えていたんやけど、特にウザいこともなく別れました。
その数分後、また別の場所で違う客引きAに声を掛けられたんです。
私と客引きの延長線上(客引きの後ろの方)にさっきのおじさんが居て、なんか合図してるんです。
ジェスチャー?っていうか。
で、私はそれを察知して、特にAに関わることもなく事なきを得た。
次は「エジプト人だよっ」って近寄って来る変な奴Bが。
でも、おじさんが「違うだろ。あっち行け」ってあしらってくれた。
結局、2回ともそのおじさんに助けられました。
要するに何が言いたいかって言うと数人?数十人?のウザい客引きのせいで、ほんとに親切で優しいエジプト人まで疑ってるというか・・・。
本当の親切で「写真と撮ってやろう」とか言ってくれている人が居るかも知れないのに・・・・。
そんな普段考えないようなことをこの広大な景色を見ながら考えた。
”ボーッ”っとしていると、地元の奴らが小さいピラミッドに登っているのが見えました。
これは私の中でどうしても叶えたい!やりたいことだったのです。
いろいろなブログで見れば見るほどやってみたい!けど、いろんな意味で難易度が高いことなんです!
でも!
ここまで来たらやってやる!ってことで、周りに誰も居ないことを見計らって登りました。
上はかなり強風ですこしビビりました。
これがギザやクフ王のピラミッドだったら飛ばされるね!
あと、3段で頂上。
証拠の写真を誰かに頼むこともできないし、三脚立てて最後の瞬間を撮ろう!
カメラをセットしてタイマー掛けて最後の一段目に登ってポーズを決めたその時!!
”ガシャ!!”??
って、明らかにカメラのシャッター音ではない音がしたので振り向くと!!
風で煽られてカメラが倒れて落ちていきました。
きっと!大丈夫! 少しくらいの傷で問題ないはず!! と、期待を胸に下まで降りたら・・・・・。
でも、このカメラが後にかなりの効果を発揮するんです。
分かれた仲間との集合場所は、ピラミッド前のピザハット(ケンタッキー)。
向かう途中、「写真撮ってやったから5LE(約80円)払え!」って、被害にあってた日本人が居たので、
「お前こいつのカメラ勝手に使ったんやから10$払え!」って助けてあげた。
そしたらごちゃごちゃ言ってきたので
「おれのうしろにスフィンクス付いてんねんぞ!」って怒鳴ってやった。
毅然とした態度で断りましょう!
てか、この手の揉め事はいくらでも検索すれば出てくるので勉強しましょ!
店でみんなの到着を待っていると、店員が私の壊れたカメラを見て
「そのカメラ要らないのか?要らないならくれ!」って。
※元々、この店で待ち合わせた本当の理由は、屋上で夕日を見るためなんです。夕日情報はエジプトのダハブで出会ったきよしちゃんからゲットしました。きよしちゃんありがと☆
でも、そこに行くにはカギが掛っていて店員と仲良くならないとダメなんです。
「あげるから屋上に行っていいか?」
「OK、いいよ!」
「今すぐ行くか?」
「いや、仲間がここに集まってから行く」
「先にカメラくれ」
「いや、仲間が来てからあげる」
「OK、心配しなくてもカギはおれが持ってるゼ!」って、カギをちらつかせながら言ってた。
ギザPoint:屋上からは、”サンセット”も、”光と音の祭典”もタダです。なので、店員と友達になって屋上へあげてもらおう!!
どうです?
この景色!!
ホントは、”光と音の祭典”も見たかったんやけど、個人的に友達をカイロで待たせていたので敢え無く断念。
みんな付き合わせてごめんっ!!
次回、”イエローカードゲット!”はここをクリック。
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