カタジュタとウルル

シドニーから飛行機で3時間,窓から見える景色はTVなどでよく見る荒涼とした景色でした。
※シドニーから向かう時は左側の座席が上空からウルルなどが見えていいですよ。

飛行機から見たウルルと,カタジュタ・オルガ岩郡

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カタジュタ・オルガ岩郡(Kata Tjuta・Mount Olga)は、単一の岩石(モノリス)のウルル(エアーズロック)から西約50 kmに位置し、大小36もの岩石(コングロマリット)が集まり、見る場所を変えるといろいろな奇景を見ることが出来る奇岩・奇景が有名な場所です。
観光スポットは「ワルパ渓谷(オルガ渓谷)」と「風の谷」。
ワルパ渓谷は、海抜1,069 m (地表から546 m)とスケールも大きく片道2 kmのウオ-キングトレイルもあり、往復約1時間掛かります。
カタジュタとはアボリジニの言葉で「多くの頭」を意味し,ウルル(エアーズロック)などとともに頻繁にアボリジニの神話に登場する場所である。それによれば、この山の頂上にはワナンビと呼ばれる蛇が頂上に住んでいて、乾期にのみ下山するという話も。。。
また奇岩群には、宮崎駿監督作品『風の谷のナウシカ』に登場する王蟲のモデルと推測される一つがありって、それを裏付けるように、近くには「風の谷」と呼ばれる場所も存在します。

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エアーズロック」(Uluru 「Ayers Rock」)は、イギリスの探検家が初登頂したときにつけた名前らしいけど,アボリジニの聖地であることを讃えて最近ではちゃんとウルルと呼ぶようになったそうです。
オーストラリア大陸のほぼ真中に当たるノーザンテリトリ(北部準州)南西部にあり、ダーウィンの南約1,900km、アリススプリングズの南西約340 kmに位置する世界最大級の単一の岩石(モノリス)です。
地殻変動と浸食によって先カンブリ時代の6~7億年前に形成されたもと考えられ、「地球のヘソ」とも呼ばれオーストラリアのシンボルで海抜867 m,地表から348 m、その周囲はおよそ9.4 kmです。
ウルルとはアボリジニの言葉で「偉大な石」を意味し、ふもとには多くの洞窟があり、内部にはアボリジニの描いた壁画が残るアボリジニの聖地です。
杭を打って鎖を張った登山路が設置されていて,山頂まで登ることもできます。
登頂に要する時間は往復で約1時間半~2時間。
雨の後や風が強い日、アボリジニの儀式の時は登山禁止となります。
陽の当たり方で色が変わって見え、朝陽と夕陽による鮮やかな赤色は特に美しいそうです。

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飛行機の座席が右側だった俺たちの代わりに上空からの写真を撮ってくれた夫婦は日本に12年住んでいたそうです。

空港は平屋のとても小さな飛行場でした。
レンタカーを借りて早速観光。

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向かうのは ウルルっ!

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ではなく,遥か彼方に見えるカタジュタです。

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途中,展望台とかに寄りつつカタジュタを目指したら,ウルルから1時間ほどかかりました。

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到着したころは,ちょうど日が沈むころでした。
鉄分を多く含んだ岩が酸化して赤くなっているのですが,さらに夕日がその赤を強力にしていました。

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カタジュタの背後に沈む夕日もきれいでした。

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エアーズロック・リゾートに戻って,唯一?のレストランで食べた夕食は,めちゃくちゃまずいです。。。

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カンガルーハンバーグなんか,パサパサでした・・・。

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これで91A$(約9,100円)とはふざけてる!!
エリア内にあるスーパー(薬など売ってます)で好きなものを購入することをおすすめします。

因みに,スーパーはAM8:00~PM9:00で営業しています。

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