前回、”北朝鮮入国を拒否された話”はここをクリック。
最近になって、万里の長城の最東端と言うことが判明した”虎山長城”(虎山长城)は丹東バスターミナルからバスで40分。
丹東バスターミナルは駅から徒歩5分くらいのところにあります。
このターミナルでは各方面への短・長距離バスを扱っています。
虎山長城は8時に開園するので、7時過ぎのバスに乗ればちょうどいいと思います。
入場は60元(1,200円)、博物館10元(200円)、送迎車10元(200円)です。
▲オフシーズンなら55元(1,100円)です。
因みに子供料金の判定は身長です。背の低い大人は子供料金です(笑)
何も言わなければ、博物館代を加算されますが博物館は大したところではないので必要ないと思います。
博物館の入場よりも送迎車の方が必要だと思います。
とてもいい天気で長城が映えます。
長城から見下ろすと北朝鮮領の中州が一望できます。
この時期はトウモロコシが主作のようです。見渡す限りトウモコロシでした。
入り口に近い方から長城を登り、博物館側に長城を下った方が楽だと思います。
この場所は長城だけが有名ではなく、”一歩跨ぎ”と言う北朝鮮との国境も有名です。
いままでいろんな国の国境を”見て通って”きましたが、国境越しに隣国を見ることで観光が成り立っている場所を他に知りません。
自分たち(北朝鮮側)を見に来ている観光客をみて、どう思っているのでしょうか?
一歩跨ぎの川沿いに右手に進むとこんな道があります。
▲この場所から北朝鮮国内(と言っても、畑ですが、)を覗くことができます。
すると、小さな監視塔が見えました。
こんなに近くにあるのにとても遠い国・・・。
こういった観光が成り立つと言うことは、世界的に見ても北朝鮮は謎に包まれた国と言うことでしょうか?
核を持っているからおかしいなら他にもたくさんおかしな国はあります。
拉致したからおかしいなら、日本も過去に似たような事をしていたのでおかしいことになります。
おかしいとは何なのか・・・
そもそも日本の昔を知るとおかしなことがたくさんありました。
主君のため、名誉のために腹を切ることが美しいかった時代・・・
女性には何の権限もなかった時代・・・
日本もいろいろな時代を経て今に至っているし、日本では常識でも、海外に出れば非常識なことなんて、まだまだたくさんあることを旅を通じてたくさん知りました。
いろいろな考え方や、視点があり、それぞれの国が通って来た道なので議論する気はないのですが・・・。
ただ、どうしても許せないことがあります。
これを書いているだけでも嫌悪感が半端ない、、、
中国側から小舟に乗って北朝鮮側にギリギリまで寄ってみる観光がたくさんあります。
その中の一部は、北朝鮮側にソーセージなどを投げて、それを子供たちに拾わせて楽しんでいます。
おれの視点がおかしいのでしょうか?楽しんでいるのではなくて与えている??
でも、与え助けているのであれば、もっと違う方法があるように思います。
ホント、こんなことを楽しんでる奴は最低ですよ!!
どんな理由があったとしても絶対に参加しないでほしいです!
なんだかとても悲しい1日になりました・・・
次回、”あの国はおかしくなっている”はここをクリック。
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