気温マイナス6度の極寒ダイビング

朝8時過ぎ、レイキャビクを出発。
昨夜、紛失した荷物が宿に届いていた。
俺の荷物はドイツに置き去りになっていたらしいけど、キャリーは一部破損し、中身の一部がなくなっていた。

荷物も届いたので、最高峰最寄の村Hof(ホフ)に向かう。
とは言え、こんなに早く荷物が見つかると思っていなかったし、なんなら見つからないとさえ思っていたので、先に観光の手配をしてしまった(笑)

俺のブログを見てくれている人は分かると思うけど、海外遠征の早期達成に向けて最大限にやる気を上げてくれるのは残日程を利用した旅です。
早く達成すれば、余った日程を旅に回せるので何が何でも頑張れるんです。

でも、今回は荷物の紛失で予定が立たず、先に観光を手配しました(笑)
ま、そんな時もあると思うし、北海道と四国を足した広さのアイスランドを長距離運転して移動することになるので、気晴らしも兼ねて要所要所で楽しみながら移動することにした。

で、今日はシンクバトラ湖
この湖はなんと言っても透明度の高さが有名です。
夏季の短いアイスランドの雪解け水が地中に染み込み、長年濾過されて湧き出た水で出来た湖。
ここでダイビング出来ると知り、早速申し込みました。

利用するショップは”ARCTIC ADVENTURES”

アイスランドでダイビングをするには、かなり厳しい条件があります。
その中でも一番厳しいのがDRYスーツに関する事。
過去2年以内にドライスーツを使用したダイビングが10回、もしくは、ドライスーツスペシャリティの保持が条件。
その条件がクリアできなくても、シュノーケルで楽しむことはできます。

レイキャビックから約1時間、待ち合わせ場所到着。

ここには各ダイビングショップのバンやトレーラーが駐車するので、約400mほど行った第五駐車場に停める必要があります。

一般的によくあるショップがあるのではなく、各会社のトラックの中で着替えたりブリーフィングを行います。
久々のドライスーツ、着るのがめちゃ大変。

機材チェックして、歩いて移動。

ここで、いきなりガイドのBCや1st、2ndが凍るトラブル。
ガイド仲間にお湯で溶かしてもらって潜水開始。

ガイドのくせに、しっかりしてくれよって思った。

潜水してすぐ、みゆきちゃんのトラブル(笑)
ドライスーツあるあるのつま先から浮いていくやつ。

潜水しようともがくと足が脱げフィン外れそうになる。
ガイドの助けでブーツに足を押し込み、フィンを固定したが、ガイドから「行くか戻るか?」と聞かれる始末。

「行く」と答えたけど、顔を見たら不安そうやった。

水はきれいで透明度は高いけど、沈殿物で底がめちゃ汚い。
これならメキシコのセノーテの方が断然きれい。

湧水

途中でみゆきちゃんの姿が見えず、引き返すとバタバタして進めてない。
ガイドが引き返して来て連行(笑)

連行されているところ(笑)

水中以外は、マイナス10度近く全て物が凍る環境。

ガイドは、不機嫌そうにさっさと歩いて行き、顔を見たら怪訝そう。

着替えを急かされ、ログ記録もなし。
ホットチョコレートもなし。

こんなショップは2度と使わないし、もうアイスランドに来ることもないので、口コミでコメントした。

第五駐車場に戻って、シンクヴェトリルに行く。
駐車場の奥へと登っていくと、シンクヴェトリルの中間部分に繋がっているので、わざわざ車で回らなくていい。

シンクヴェトリルとは、大西洋中央海嶺の地上露出部分で、ユーラシアプレートと、北米プレートが広がってて、ギャオ(アイスランド語: gjáと呼ばれる大地の裂け目)という、独特な岩肌の眺めることができる世界遺産。

画像右側の階段先(第五P)から繋がっている。

次は、ゲイシールって間欠泉の観光地。

ゲイシールは巨大な間欠泉やけど、残念ながら近年は活動していないらしい。活動時は、70mもの高さまで噴出してたって。
で、となりのストロックル間欠泉は現在でも約10分ごとに20mから40mの高さまで噴出しています。

グトルフォス

グトルフォスの滝は2段になった岩肌をダイナミックに流れ落ちる滝。
1段目の滝の高さは11メートル、2段目の滝の高さは21メートルあります。
滝の両側にそびえたつ峡谷の壁は高さ70メートル程あり、グトルフォスギューフル峡谷へと繋がっています。
この峡谷は氷河の爆発によって形成されたと言われています。

夏には毎秒140立方メートルもの水が滝を流れ落ちるけど、冬の間は毎秒109立方メートルと水量は少し減ります。
それでも凄まじい水量を目の当たりにすることができるけど、残念ながら冬季は近づく事ができません。

シークレットラグーン

ブルーラグーンが有名やけど、人も多く値段も高いので興味がなかったんやけど、この温泉はこじんまりしてて料金も安いので寄ることにした。
時間的にもこの近辺の宿を手配したのでゆっくり入れると思ったら、冬季は19時閉店。

温泉は奥に行けばあたたかく、風呂底は玉砂利で心地い感触でした。

たった30分だけやったけど、設備の整ったいい温泉でした。

温泉内は動画で見てください。
帰国したら編集します(笑)

広々清潔ロッカー

使える水着の種類

水着を入れて帰る袋

水着を脱水する機械もあります。

これドライヤー

おれが乾かしていたら、「必要ないやろ!」って、外人に笑われた(笑)

宿は”Guesthouse Flúðir”ってところ。

道向かいにあるホテルのレストランで食べた料理は激うまでした。

鱈のオーブン焼き

またビールを飲んでしまった。3口程。

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