さて,ツアー開始。
まずは列車の墓場です。
ウユニ塩湖のツアーに参加すれば大体この場所がルートに入れられているそうです。
鉄の塊がさびまくり,形が若干崩れている感じと言い,線路が列車の重さで沈んでいる感じ,奥に広がる広大な砂漠な感じ,コレはたまりません。
車輪がやたら多いのも,いい雰囲気を醸し出しています。
コレは,19世紀終わり頃にイギリスの会社が出資して出来た鉄道網でした。
数年間大いに栄えたのですが,当時,チリとの国境争いで結局ボリビアは太平洋へぬける領土を失い,この鉄道では資源を運び出せなくなり,結局どうしようもなくなってイギリスは放棄したのだそうです。
ボリビアではこの鉄道を使い,1940年代まで資源の輸送をしていましたが,結局資源を産出しなくなり,そのとき放置されてそのままになっているのだそうです。
現在保存が検討されていると言うことですが落書きも目立ち,ちょっとその辺は残念な感じもします・・・。
とりあえず,鉄オタと廃墟マニアにとっては,一見の価値アリな場所ではないでしょうか?
次はウユニ塩湖です。
すでに雨季が終わり,乾季へと移り変わろうとしているこの時期,正直鏡張りは期待できませんでしたが,現地のスタッフに聞くとまだ見れる場所が残っているとの事。
期待が膨らみます。
まず最初に塩田です。
ここでは現地の方が,湿った塩を積み上げて塚を作り乾燥させていました。
5kgほど塩を頂いて帰ることにしました。
湿った塩は重たいし,トラックに積みにくいので,一旦乾燥させてからトラックに積み込むんです。
ただ,残念なことは頭のおかしな観光客がこの塚の上に登って写真を撮ってました。
これは,現地の”塩”という大切な商品です。
その大切な商品に土足で登って写真を撮るなんておかしいですよね?
おれたちも塩の上を歩いているけど、きれいに商品にされて積まれている塩の上に乗るのはちょっと感覚が違うと思いました。
コルチャニ村に寄って,塩のホテル”プラヤ・ブランカ”で写真撮りました。
いろんな国の国旗がありました。
次は,インカ・ワシ島でランチです。
初めてフラミンゴを食べましたが、とってもおいしかったです。
ランチの後は自由時間。
島に入るには30b(約450円)必要です。(トイレも含む)軽く島を散策。
このサボテンは,樹齢100年以上だそうです。
島の高台に登って見渡しても見渡す限り塩,塩,塩。
東西120km,南北100kmの広大な塩湖です。
次は,本命の鏡張りの塩湖に移動します。
移動している途中,参加者みんなでトリックアートに挑戦しました。
それにしても素晴らしい晴天です。間違いなく空の青が濃いです。
塩の白と,空の青がすばらしい!
インカ・ワシ島から走ること1時間ほどで到着。
到着したら天然フラミンゴが水辺で群れてました。
これをさっき食べたのかと考えるとちょっと複雑でした。
残念なことに日程の都合上,日帰りです。
本当なら一泊して,塩湖に沈むサンセットや,満天の星空を撮るつもりでしたが,また機会があれば・・・ってことで。
因みにこの写真は,エジプトのダハブで助けてもらった谷くんが撮影したものです。
谷くんは現在世界一周している仲間です。
※エジプト旅行記は⇒ こちら
こっちは,エジプトのダハブからカイロまで一緒に旅したTATSUYAが撮影したものです。
めちゃくちゃきれいでしょう??
これから10時間掛けてラパスに戻ります。
この日は,満月だったのですが,標高が高い為なのか?めちゃくちゃ満月がデカいんです。
帰りのバスの車窓からは,素晴らしい満月が見れただけでもよかったです。
※月齢表は⇒ こちら
最初の3時間は悪路が続くけど,疲れていた為か爆睡でした・・・・。
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