2019年、キルギス遠征中に盗難にあったおれのハチミツ。
2020年は諦めてたんやけど、夏前に蜜蜂が入居してくれました。
日本蜜蜂が自分達から入って(入居して)くれるように、春前からいろいろと準備する必要があります。
巣箱を洗って、採蜜した時に残った巣カスや、蜜蝋を内壁に塗ったり、ハチミツや焼酎、黒糖などで作った秘伝のタレを塗ったり。
※蜜蜂が入居してくれるまでの経緯や、入居してからの話は長くなるので省略(笑)
今年は入ってくれないかな?って思っていた6月中旬、兵庫県姫路市の分蜂時期としては遅めの入居。
7月上旬、「今年は蜜取れるんか?」って感じやった小さな巣やったのに、お盆頃に確認したらめっちゃ巣が大きくなってた♬
なので、お盆最終日に急遽採蜜することにしたんやけど、2箱のうち1箱の様子がおかしい。
因みに、数日前の同じ箱は、
嫌な予感が的中して、”スムシ※”が大量に発生していました、、、。
※日本蜜蜂の巣をエサとする「蜂の巣つづり蛾」と呼ばれる蛾の幼虫です。スムシは巣をどんどん食べていくので、日本蜜蜂にとって大変な問題となります。
たった数日で全滅させられます。
今回、被害にあった1箱は、巣の大きさから約6Lは収穫できていたので、7.2万円の損害、、、。
だれもがよく見知っている養蜂の風景、あれはすべて西洋蜜蜂(外来種)。
環境の変化に強く、世話に手間が掛かりません。
なので、飼育がとても簡単です。
道の駅等で並んでいるもののほとんどが西洋蜜蜂。
スーパーに並んでいるのは、大半が西洋蜜蜂の蜜に水飴を混ぜたもの。
大まかな見分けかたは、特定の蜜源を記載しているものは西洋蜜蜂です。
例えば、”れんげのハチミツ”とか、”ブルーベリーのハチミツ”とか。
西洋蜜蜂の性質上、一種類の蜜を集める習性があります。
でも、おれが扱っている日本蜜蜂(在来種)はとっても神経質で世話が大変です。
巣箱の周りに雑草が生えたり、枝が覆い茂ったり、スムシが侵入したり。
気に入らないことがあると、すぐに巣を捨てて逃巣(とうそう)します。
何と言っても、この逃巣が一番厄介です、、、。
どんなに大きな巣を持っていても、潔く巣を捨てて出て行きますからね、、、。
蜜も多種類の蜜を集めてくるので、売られている場合は、”百花蜜”って記載されています。
また採蜜量は西洋蜜蜂の5%程度。
そんなこんなで、日本蜜蜂のハチミツはめちゃくちゃ高価で市場に出回ることがありません。
西洋蜜蜂に比べると巣箱の形も違います。
西洋蜜蜂と比べて、集めてくる蜜の量はめちゃくちゃ少ないのに、栄養価がめちゃくちゃ高いので、ハチミツの価値は3倍以上って言うのも納得です。
天板を外すと♬
今年から、いちご農家の畑に巣箱を置かせてもらえることになったので、来年から規模を拡大して昔のように、毎年48Lくらい収穫できるようにしたいです。
すでに3.0Lは、一括でお得意様にご購入いただけたのですが、次期の予約も受け付けております。
大瓶900ml 1万円
中瓶450ml 5千円
小瓶250ml 3千5百円
※送料は着払いです。
蜜蝋50g 1個500円(送料込み)です。
ご希望の方は、コメント欄、お問合せ等からご連絡ください。
うみです、こんにちは。
蜂は巣?がなくなっても同じとこに戻ってきてまた一から蜜を集めてくれるんですか?
私が蜂ならスネて別のとこにいくかも…と思ったので(^_^;)
反対に何度も戻ってくれる蜂なら、こちらとしては愛着が湧くなって思いました!
女王蜂が居たら帰ってきます。
女王蜂が居なくなると全部いなくなります。
女王蜂の機嫌を取るのが大変です。