※阿蘇山最高峰への登山は賛否あります。
行動は全て自己責任で判断してください。
尚、文中に阿蘇火山防災会議協議会のHPリンクを掲載していますが、HP内に火口周辺立ち入り許可申請などのフォームがあります。
今まで、”阿蘇山”に全く興味がなかったんです。
修学旅行で行ったし、社会人になってから仲間と行ったし。
俺の中ではクリアした山やったけど、百名山も残すところ9座となると、なぜか気持ちがそわそわしてきた。
なんかズルしたようなスッキリしない気分。
そこで、もう一度阿蘇山に行こうと計画。
阿蘇山の最高峰は”高岳”。
<2020年8月現在>
阿蘇山の噴火警戒レベルは1。
つまり、火口から半径1km圏内は立ち入り禁止(自主規制)。
高岳は、2km圏内で規制対象外。
しかし、高岳に向かう仙酔尾根(バカ尾根)は、崩落が激しく、登山道が整備されていないので通行禁止となっている。
<2020年9月現在>
2020.09.11 火山規制が解除され、中岳の火口見学が再開されています。
仙酔尾根ルート、仙酔峡ロープウェイ跡ルートは、入口付近の雑草が繁茂しているが、足元に注意するよう注意喚起をすることで通行可。
公式HP(こちら)でご確認ください。
さて、インターネットではいろんな記事が出てきます。
当然、書かれている皆さんは、自己責任で登っているんですが、自己責任=救助を呼ばないとか、死んでも文句言わないとか、いろいろありますが、「自己責任で!」って言っても、自己責任で終わることってないと思います。
トラブったら必ず誰かに迷惑が掛かる。
しかし、そんな気持ちよりも、そこに行きたい!と言う好奇心の方が圧倒的に勝ったし、登山については自主規制と言うこともあり、冬期富士山登山とか、大山縦走と同じ解釈で行くことにしました。
熊本駅を経由して、阿蘇駅に到着。
駅の目の前は、阿蘇山がドーンって座っています。
阿曽駅前で、レンタカーを借りて約15分、間もなく仙酔峡駐車場に着くと思ったんやけど、駐車場の4km手前から工事で通行止め。
ついてないなぁ〜って思いながら、阿蘇青少年交流の家の入り口付近から徒歩で向かいました。
※帰りの電車、特に”特急あそぼ〜い”は、全席指定に変わっています。大人気列車なので時期によっては、すぐに満席になりますので、事前に手配しておいた方がいいです。
▲子供に大人気の特急あそぼ~いは車内で子供が楽しめるイベントがたくさん用意されています。
▲仏舎利塔が見えてきた。
▲駐車場着
小さな橋を渡って仙酔尾根に取りつきます。
しかし、ここから尾根に上がるまでが核心でした。
背丈より高いススキや、深い登山道の踏み跡でめちゃくちゃ時間を要しました。
途中、いろんなものがあります(笑)
▲この先も、まだ藪漕ぎが続きます。
登山を開始して30分、やっと藪を抜けることができました。
▲駐車場もよく見えます。
▲仙酔峡ロープウェイ側です。
藪を抜けると、あとは明瞭な登山道です。
ペンキの○印もしっかりと残っていて迷うことは無いと思います。
▲こんな感じの溶着した道です。
▲だいぶ上まで登ってきました。
▲北アルプスのように岩稜帯を登っていく感じです。
1時間半で高岳火口壁に到着。
▲分岐から最高峰が見えます。
▲阿蘇山最高峰到着。向こうに噴煙が見ています。
中岳も高岳からすぐに着きます。
▲うしろに噴煙が見えています。
草千里側からの観光客は、火口付近まで行けるのに、なんで仙酔峡側はだめなんでしょうか??
ロープウェイ側の散策道なら問題なく高岳に行けそうやのに。
▲第4火口
中岳から仙酔尾根を下って、駐車場付近の激やぶ漕ぎを考えると、このまま抜けてロープウェイ側散策道を下ろうって思いました。
但し、見所もないし、散策道は健在なので、40分程で素早く下れました。
仙酔峡ロープウェイ側を下山中、仙酔尾根を撮ってみました。
▲急登と言われているけど、急ではなかったです(笑)
仙酔尾根を、藪漕ぎしながら下山することを考えると、めちゃくちゃ早く下山出来たと思います。
下山すると仙酔尾根がよく見えました。
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