日本一遠い百名山 日高幌尻岳

登山を始め時に、何となく意識していた日本百名山。

日本百名山を知らない人もいると思うので、説明すると、”『日本百名山』(にほんひゃくめいざん)は、文筆家(小説家のち随筆家)で登山家だった深田久弥が、実際に登頂し、日本の各地の山から定めた基準で、100座を選び、主題とした山岳随筆集。”詳しくはWikipedia
要するに、深田久弥が勝手に決めた百座の山って事です(笑)

でも、日本にはたくさんの山があって、山頂に至る道、夏山、雪山、バリエーションルート、クライミング等々、登山の種類もたくさんあるので、いつの頃からか意識しなくなったんやけど、友達や仲間と調整した日程が悪天候に、、、って時に、「せっかく調整した日程やし、近隣の百名山でも登るか?」って感じで登り、気が付けば75座登頂。

2020年、新型コロナウィルスの影響もあり、海外だけでなく国内でも思うように動けず、何か挑戦的なことができないかな?って思い立ったのが、残りの25座を登頂することでした。

7~8月で青森県以南の東北や、新潟中心の信越地方等を登り、残すは、北海道の幌尻岳に!

「最後の山は、厳し目で登って締め括りたいねん」って、何気なく北海道の仲間(出会いはこちら)に話したら、『冬季無テントで挑戦しましょう!』って話になり、幌尻岳の中でも最難関のチロロ林道から山頂を目指すことにした。

コロナ影響を考えて、年末年始は避けたんで、空港や、交通機関は概ね空いていました。
千歳駅前にある、”ホテル エリアワン千歳(ここ)”に一泊したんやけど、安い、清潔、そして、朝食が小鉢スタイルで、食べやすくておいしいかったです。千歳空港への送りバスはとても便利です。
ホテル前にある、ラーメン”喜亭”の味噌ラーメンもおいしいです。

さて、幌尻岳挑戦初日。
千歳駅から、待ち合わせの占冠(しむかっぷ)駅へ移動。
ホテルから出ている千歳空港行きのバスに乗車し、南千歳駅で下車、特急に乗って占冠駅へ。

仲間と合流して、春別(しゅんべつ)橋へ移動。
車高の高い4WDなら、約10km先の北電取水ゲートまで行けるけど、仲間の車はここまで。

ルートやタイムスケジュールを共有し、まずはチロロ林道を約10km歩きます。

約2km、30分くらいで、チロロ林道第一ゲートに到着。

途中、二ヶ所で何かが襲われた様な痕跡を見つけました。

鳥の羽が散らばっとる

 

これは血?それとも何かの実の汁?

 

谷間に入っていくと徐々に天候が悪くなり、雪がチラつき、気温が下がってきました。

歩き出して4時間半、北電取水ゲート駐車場に到着。
林道とはいえ、ここまで来ると積雪も深く、さすがにツボ足では歩きにくいので、スノーシューを履きました。

さらに30分ほど歩いて、本日の行動は終了。
北海道の夕暮れは、15時頃。
あっという間に日が沈むので、急いでキャンプ1を設営。

と、言ってもただの林道(笑)
今日の夕飯は、チャーハンと、餃子です。

水を作って、20時前には就寝。

スノーシュー履いても、膝ラッセル、酷いところは胸ラッセル。
果たして、どこまで詰めることが出来るのか、、、。
次回、”乾雪でも雪洞作れます!”は、ここをクリック。

最近の記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

カテゴリー

PAGE TOP