鹿島槍ヶ岳 東尾根

前回の反省点は、前回記事(https://yamap.com/activities/22337662)記載の通り、無駄作業と道迷いの時間ロスカット、軽量化がポイントでした。

予定より30分遅れの6時半スタート。
今回は道に迷うことなく歩いたけど、圧倒的に2月と違うのは積雪量と雪質。
湿った重たい雪でしたが、約1ヶ月の間に多くの人が入ったようで、途中踏み抜きもあったけどトレースを辿る登山でした。

調子よく標高を稼ぎ、一の沢の頭で12時過ぎと好調で、予定通り2,177mまで行くことにしました。
※ログデータでは一の沢の頭となっていますが、2,177mピークです。

時間的にはあと少し先に行けそうやけど、2,177mから先は等高線を見る限りテン場に適した場所がなさそうなので、予定通り2,177mで終了としました。

天気も良く、ここからの景色は最高で目の前に鹿島槍、周りには爺ヶ岳、火打岳や妙高、浅間や四阿山、八ヶ岳や南ア、槍が見えました。

翌日、予定より2時間遅れでスタート(笑)
2泊やと思ってダラダラしすぎた。

第一岩峰の登攀開始

雪壁

第一岩峰、第二岩峰共に難しい箇所はないだろうと思い、みゆきちゃんにリードを任せました。
後ろには、私、島根兄弟(兄)、TBHのふじもっちゃんが控えているので、とても心強かったらしく中々の斜度の雪壁もしっかりと登って行きました。

ここが少し切れていて緊張するかもしれません。

核心のチョックストーンに来た

第一岩峰は雪が悪く、巻きで横の雪壁を直登し、第二岩峰核心部(4級ー)でさすがに行き詰りました。
何とかリードで越えさせたいと思い、TBHがサポートしたけど、被り気味のチョックストーンの核心に力尽きふじもっちゃんにバトンタッチ。

TBHが核心部を越え、みゆきちゃんが登ろうしたけどすでに力を使い果たしており、ショルダーで押し上げ核心を越えました。
この核心、雪がグスグスでアックス効かず、テン泊装備やとなかなか難しく難儀しました。
この場所にわちゃわちゃと約2時間いました(笑)

その後は、気持ちのいい雪稜歩きで鹿島槍北峰に登頂。
ここからは一般道のはずですが、雪の付きもよく南峰までバリエーションルートの継続のように楽しめました。

19時、冷池山荘到着。
小屋の前には豊富な積雪があったので、しっかりした雪洞も作れそうでした。

翌朝の冷池山荘

最終日、赤岩尾根から下山したのですが、雪が緩む昼前から踏み抜きが多くなりとてもしんどい下山となりました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

メインギア:
50mWロープ1本、アルパインヌンチャク(60cm、120cm各2本)、アックス1本
※雪の状態に寄っては、アックス2本が行動しやすいと思います。
※小さめのカムもあれば便利。

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