薬局で手に入るもの

前回、”さよならウズベキ!”はここをクリック。

ウズベキスタンのタシケントからなんだかんだと10時間。

長い道のりやけど楽しかった旅も終わり、キルギス(オシ)に戻ってきました。

キルギス到着時のブログはここをクリック。

1週間ぶりに戻ってきた感じやけど4日ぶり(笑)
今日からゲストハウス”Sunrise”を利用します。

ここには凍傷になった青年が滞在していました。
入山中はお互い行動計画が違ったので、BCなどのキャンプ地や登山中に出会っても、大して会話していなかったんです。

んで一緒に晩御飯を食べに行くことにしました。
凍傷が気になるけど、本人は『大丈夫っ』っていうから。

凍傷に罹った経緯を聞いたんやけど、サミットプッシュに出発する時間が遅すぎて山頂に辿り着けず、16時頃 6,800m付近で12時間ビバーク(登下山中に時間が掛かりすぎたとか、悪天候で進退窮まった時に行う緊急野宿のこと)したことが原因。
その時はどうもなかったらしいけど、ABC(C1)に下山してから一気に進行したらしい。

凍傷に罹った足に気づかずキャンプ地に下山、アイゼン、ブーツを脱ぐことなく疲れ切って寝ていたので、絞めつけられたままの足の血流が悪くなり凍傷が進行したと思われる。

なんとか、ABC(C1)に下山した彼は、周りの登山者の献身的な処置を受け、ABC(C1)から馬に乗って下山しオシの街にある病院に搬送された。

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ところがっ!!

オシの病院で処方箋を出されているのに薬を受け取っていない、、、と、言うので諭した。

「国籍を越えて、あそこにいた誰もが一丸となって自分の足を守ろうとしてくれたんやろ?
一刻も早く下山させてくれて、オシまで連れて来てくれたんやろ?
やのに自分はそれに応えてないって事におれはちょっとムカつく。
ご飯食べ終わったら一緒に薬局に行こっ。」

食事を終えてから薬局に向かった。

ところがっ!!その2

薬局で用意されたものがこれっ!

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▲点滴瓶、点滴の管、翼状針、注射器など(笑)

二人とも、

えっ!?えっ!?えっ!?

って、カウンターに薬品やら医療用具置かれる都度、えっえっってなって笑えた(笑)
全部揃って思ったね。

これ出来へんやん!(@@)

日本やと確実に医療行為で免許要るやつやん!
薬局のねーちゃんに話しても通じんし、いろいろ聞きすぎて早く帰れ的な空気を出されたので店を後にした。

「薬局で手に入るということは、キルギスでは誰でもこういった行為ができるんちゃう??」

ってことで、宿のレセプションで聞いてみた。
そもそも宿のレセプションって注射の仕方を聞くところなのか??って疑問やけどおもろいからいい!!

「ヤンナ(宿のねーちゃん)!これ見て!分かる??」
『あたいは分からんけど、出来る人居るよ?ホームキーパーに出来る人居るから明日の朝聞いてあげる。』

次回、”ガチ医療行為”はここをクリック。

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