西洋ミツバチと、日本ミツバチ。種類が違うだけで、ハチミツの値段が違ったり、風味が違ったり。花の種類から採蜜回数・方法など、特徴が大きく異なります。そこで、いろんな違いを簡単に纏めてみました。
西洋ミツバチと日本ミツバチ
西洋ミツバチが外来種で、日本ミツバチが在来種です。
西洋ミツバチは、適応力が強く、農家の受粉用に輸入されたと言われています。
また、採蜜量が多いのも特徴です。
日本ミツバチは、西洋ミツバチの逆と言っていいと思います。
分かりにくいので、表で対比してみましょう。
日本ミツバチ | 西洋ミツバチ | |
種類 | 在来種 | 外来種 |
採蜜量 | 少ない | 多い |
採蜜回数 | 年1回 | 年2~3回 |
採蜜の種類 | 複数の花 | 特定の花 |
飼育の難易度 | 非常に難しい | とても簡単 |
ハチミツの価格 | 高価 | 安価 |
特徴 | 逃亡癖あり |
巣箱の種類
西洋ミツバチ
テレビ、CMでもよく目にするタイプです。巣箱は二段式が多いです。
ミツバチが巣の上部から蜜を溜める習性を利用して、上部の箱内に巣枠と呼ばれる仕切り板を並べています。
巣枠を確認し、蜜が溜まっていれば巣枠を抜いて、遠心分離機で採蜜します。
日本ミツバチ
重箱式と呼ばれるタイプで小さな箱を積み重ねます。私は過去に7段まで成長した強群を育てたことがあります。
常に中の様子を見極めて蜜が溜まっている最上段の箱から採蜜するのですが、女王蜂にストレスを与えるので天板を外して中を覗きません。
巣箱下から覗いた様子から採蜜時期を判断します。
熟練の感覚が必要ですね(笑)
採蜜した巣箱は、最下段につぎ足し循環させる方式です。
ハチミツについて
なんとっ!ハチミツは腐りません!
その理由は、はちみつ自体に強い殺菌能力があるのと、水分がほとんどなく細菌が繁殖できない状態にあるからです。
これは天然のハチミツに限るので、市販の加工物が入っているものは腐る可能性があります。
たまに、”垂れ蜜”のみ使用って書かれたハチミツを道の駅などで見かけます。
それだけで他のハチミツと比べて値段設定が高いです。
実は、これには意味も付加価値はありません。
”垂れ蜜”とは、巣を絞らず垂れてくる蜜だけを集めているだけで、栄養価は変わりません。
むしろ、個人的には絞った蜜の方が、花粉など他の栄養素が混ざって栄養価が高いと思っています。
稀に、ハチミツの表面に白い泡が発生することがあります。
これは、発酵しているためです。
匂いはヨーグルトの様に甘酸っぱい匂いで、食べても問題ありませんが、気になる方は、灰汁取りの要領で、スプーンで薄く掬い取ってください。
はちみつ販売は、こちらをクリック。
その他、気になることは、コメント欄や、お問い合わせからご連絡ください。
以前、YouTube(双六岳)でハチミツのコメントさせて貰った者です。購入に関するコメントはこちらで良かったでしょうか?
越冬の蜂蜜の小瓶を1つ注文希望です。
超熟とブルーベリージャムで徳沢に負けない
ブルーベリーハニートーストに挑戦します。
残念ながら、今季の越冬蜂蜜はありません。
越冬蜂蜜はなかなか採れません。
尚、ミツバチの活動状況にも寄りますが、採れるのは2024年3月以降となります。
春〜秋蜜の小瓶を購入希望です。
まだ購入出来ますか?
こんばんわ。
TAKA10ショップで取り扱うことになっております。
小瓶の取り扱いはなくなったのですが、中瓶、大瓶は取り扱います。
https://taka10pj.com/blog-entry-news/shop/
こちらをご覧ください。
しかし、はちみつはおかげさまで大好評で昨年からすでに約30名の方がお待ちです。
夏蜜の販売時期は8月末頃になります。
御手数をお掛けしますが、8月末頃にショップを覗いていただけるとありがたいです。
よろしくお願い致します。