この公式サイトに来てくれる人はすでに知っていると思うけど、オレはYouTubeに投稿しています。
一人で撮影する時以外は、2台以上のカメラを使って二視点で撮影しています。
登山など、1列に並んで行動している時に、前後の人の声が聞き取りづらい時があります。
数台のカメラを使っている時は、マルチカム編集で音声だけ使用できるんですが、例えば、1台のカメラで撮影する場合は特に離れている人の声が拾えません。
以前、DJI MIC2の導入を検討していたのですが、登山ならまだしも、クライミングになると胸元等に付けたマイクが邪魔にならないかな?外れて落ちないかな?と色々懸念事項があり、導入しませんでした。
しかし、今回DJIから新たに販売された DJI Mic Mini がめちゃくちゃ小さく高性能、高評価なので導入しました。
基本性能は、
重さ:
10g(1個)
ペアリング:
Osmo Pocket 3/Osmo Action 5 Pro/Osmo Action 4等、既存モデルで使用可能。
Osmo Pocket 3/Osmo Action 5 Proなら、送信機二台でのペアリング可能。更に、Mic2との混在接続も可能とのこと。
伝送距離:
400m
取り付けは簡単で、クリップしたり、磁石で挟んだり。
しかも、磁石を付けたままクリップできるので紛失の心配はないです。
抜群の風防(ウィンドスクリーン)も付属していて、さらに風防を付けたままケースに収納できるのもいい。
因みに、風防は2色、計4個付属してます。
ティックトッカーやユーチューバーが「DJI Mic」をシャツに取り付けているのを見たことがあるだろう。数年前は、正方形の形をしたRodeのワイヤレスマイクが主に使われていたが、いまではドローンで有名なDJIが、新しい長方形のマイクでクリエイター界にも革新をもたらしている。オリジナルは改良された「DJI Mic 2」に引き継がれ、今ではそのマイクが手ごろな価格(そして小さなサイズ)の「DJI Mic Mini」によって、さらに大きな影響を与える可能性がある。
Mic Miniは、トランスミッター、レシーバー、充電ケースがセットで169ドル(日本では24,200円)で手に入る。これは同じシリーズのより大きな製品の価格のほぼ半分でありながら、優れたマイク品質と使いやすさを備えている。ワイヤレスで面倒な配線を避けたいと考えているビデオ制作初心者にとって、これを選ぶのは間違いなくおすすめだ。スマートフォンやプロフェッショナルカメラにも対応しており、非常に柔軟に使える製品だ。
DJI Mic Miniの魅力
Mic Miniのいい点は、パーツごとに購入できるため、システムを自由にカスタマイズできることだ。キットを全部買えば、携帯やカメラに接続するためのレシーバー、体やそのほかのものに取り付けるためのふたつのトランスミッター、そしてこれらすべてを充電するためのチャージケースがセットになっている。さらに、カメラに接続するための3.5mm TRSオーディオケーブル、USB-Cアダプター、風防(ウィンドスクリーン)4つ、持ち運び用ケースも含まれている。
セットをすべて買わずに、レシーバーとトランスミッターを89ドル(日本では13,200円)で購入することもでき、後からトランスミッターを追加したい場合はひとつ59ドル(日本では7,700円)で購入できる。このように、購入方法に多様な選択肢があり、必要なものだけを揃えることができる。
DJI Mic Miniの充電ケースをDJI Mic 2と並べてみても、全体的に「Mini」感はあまりない。ケースはDJI Mic 2ほど長くはないが、形は似ている。しかし、ケースを開けてマイクを取り出して並べてみると、そのコンパクトさを実感できる。Mic 2は28gだが、Mic Miniは驚くことにほんの10gだ。レシーバーもかなり小さくなり、下に接続するUSB-Cアダプターもスマートフォンのケースにつけたまま接続できる。DJI Mic 2ではケースを外さなければならなかった(スマートフォンのケースによる)。
小さくなったからといって、すべてがよくなったわけではない。個人的には、Mic Miniに関して3つの不満点がある。まず、スマートフォン用アダプターはレシーバーの下にスライドさせることができるが、その際にはカバーを外す必要がある。カバーは取り外しやすいが、置き場所がなく、なくしやすい。わたしは一度、とりあえず充電ケースの中に入れたが、後で取り出そうとしたときにはケースの中から消えていた。このため、わたしはしばらく公園の地面を探し回ったが、結局見つけられなかった。ちなみに、この問題はDJI Mic 2でも見られたことであり、今回送られてきた製品でもすでにその部分がなくなっていたくらいで、よく起きる問題だ。
次に、携帯用アダプター自体の問題がある。レシーバーへの接続は、Mic 2の時ほど快適ではない。クリック音がするものの、どうしてもぎこちなく感じ、レシーバーのピンがゴリゴリと音を立てるので、ダメージを与えているような気がする(さらに、意外に取り外しに力が必要だった)。
最後に、マイク自体にも問題がある。トランスミッターは非常に小さく、シャツやジャケットに取り付けるのには最適だが、より重たいマイクのように布を引っ張ることはない。クランプは磁石で取り付けることができる。しかし、あまりにも小さすぎて、手袋をしたままでは装着できない。手袋を取れば問題ないが、手先が不器用だとマイクが指から地面に落ちてしまうこともある。
ウインドスクリーンを取り付けるのも、Mic 2より難しく感じた。器用な指先であれば問題ないかもしれないが、それでもこの点は改善が求められる。しかし、コンパクトさを重視するなら、これらの不満点は大きな問題にはならない。動画の映りを見ていると、ずんぐりしたMic 2よりも、見た目がスッキリしているMic Miniのほうがずっといい。
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