3,000mの強風はヤバい

3時に起きて、4時には出発するつもりが、3時間も寝坊した。
6時頃、避難小屋を飛び出ると日の出間近(笑)

寝坊して外に飛び出たら、日の出寸前でした。

富士山の朝焼けがきれいやった。

支度を整えて、7時前に出発。
荒川岳まで往復するから、荷物はデポ。

荒川東岳:標高3,141m

荒川岳から中岳避難小屋に戻る途中、若者3人組とすれ違った。
彼らも、『高山避難小屋からの登り返しがキツかった!』って言ってた。

これから向かう赤石岳。

荒川中岳:3,084m

赤石岳は、荒川前岳から下っていくんやけど、山友のFacebookでよく見る獣害?防止の柵があった。

中岳避難小屋から約1時間で荒川小屋に到着。

荒川小屋

休むことなく通過して、森林限界を抜けるころから風が強くなってきた。

荒川小屋から約40分。
大聖寺平に到着する頃には、向かい風でまあまあの強風。
風速計で、測ってみると、最大風速で約15m。

装備的には、問題ないので赤石岳に向けて標高を上げていく。
当然、風は強くなっていくので、手袋などの装備を厳冬期用に交換した。

ウェアも少し凍りだした。

約2時間で小赤石岳に到着。
写真は流し撮り(笑)

小赤石岳:3,081m

そこから40分で赤石岳に到着。

赤石岳:3,121m

時刻は14時、行動時間は、6時間。
移動距離は8km。

せめて百間洞山の家まで進もうか悩んだけど、天気予報や生の状況を判断してやめた。
つまり、光岳への縦走は失敗が確定した事になる。

朝寝坊の3時間が悔やまれる、、、。

赤石岳避難小屋

赤石岳避難小屋は、小屋の入り口(外)に、缶酎ハイと、缶ビールが桶に入っていてカチカチに凍ってた。
ピッケルがあるので、氷を砕いて取り出せるけど、おれはお酒が飲めへんし、興味なし。

中は広々としていて、2~30人は寝れそう。
特に奥の床にはマットが敷いてあり、毛布などの寝具も充実してた。

カンパBOXなるものがあって、中には乾麺やガス缶などが残されてて、ゴミ袋には何故か、缶酎ハイと缶ビールの空き缶がたくさんありました。
かなりの本数なので、お酒もカンパって訳では無さそうやけど(笑)

昼ごはん食べて、気が付いたら寝てた。
寝すぎたっ!って思って、起きたら、時刻は17時頃(笑)

真っ暗な小屋の中では、全てが狂う。
風の音は、到着時よりも大きくなっていて、明らかに強くなってる。

入り口の戸を開けて、外を確認したんやけど、恐怖を感じるくらいの強風でビビった(笑)
因みに、この日の風の予報は、風速25m前後。

標高3,000mでは、小屋飛ばされるんちゃうか??って、思うくらいの強風やけど、小屋は強かった。

光岳登頂は断念したけど、縦走続く。
3日目、ホワイトアウトからのスタートはこちらをクリック。

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