冬期南アルプス南部縦走

新型コロナウィルスの影響で、制限の多い日が続いてるんやけど、皆さんはどうですか?

これを機に、日本で出来ることを!と、思って、7月から毎月百名山に登っています。
登山を始めた頃は、意識して登っていたんやけど、クライミングや、雪山の楽しさを知ってから、百名山に拘りが無くなってたんです。

予定していた登山が雨で流れた時に、仲間と併せた日程がもったいないから、百名山にでも登って帰るか?って感じで消化して、今年の7月時点では約70座に登ってました。
その後、7月から毎月遠征を繰り返し、残すところ5座。

百名山を締めくくるのは、ちょっと厳しい条件がいいなぁ?って勝手に思っていたので、南アルプスの4座(荒川岳、赤石岳、聖岳、光岳)は冬期縦走で挑戦することにしました。
夏でもアプローチが悪い南アルプスは、冬期になると更に大変です。

ルートは、鳥倉冬期ゲートスタートし、鳥倉登山口から入山、荒川岳から光岳まで南下し、芝沢ゲートに下山。

左側のずーーっと向こうから回り込んできた。

冬期ゲートから、鳥倉登山口までは、約1.5時間。
塩見岳に登った時に通ったこともあるし、樹林帯の中やし、特に気になることもなく5.5時間で三伏峠に到着。

右側に見えるのが塩見岳。
中央奥に見えるのが、仙丈ヶ岳。

小河内岳から歩いてきた林道が見下ろせた。

初日って事もあり、荷物が重たいけど、天気も良く、快晴で塩見岳だけでなく、甲斐駒、中央アルプス、そしてこれから向かう荒川岳もよく見えた。

富士山もよく見える。

道中、唯一人と出会ったのが、若者3人組。
天候的には快適やけど、重たい荷物を持って、1人で歩くことを思うと、いいなぁって思った。
彼らは、高山避難小屋をベースに、荒川岳、赤石岳に登って帰るらしい。

高山避難小屋まで12時間15分。

高山避難小屋。

でも、おれは、縦走なので、高山避難小屋で泊ると、後行程に大きく影響が出るので、荒川中岳にある中岳避難小屋を向かった。
朝が弱いおれが、まさかの2時から行動を開始した理由もそこにある。

『高山避難小屋から荒川前岳までの登り返しはキツい!』って、情報もあったんやけど、先週降ったはずの雪は、ほとんど残ってなくて、”避難小屋に着いてから、雪がなかったら?とか、雪が残っていても、山頂の雪で水を作る気力もないやろなぁ”って色々思って、高山避難小屋を過ぎたところにある枯れかけの沢で水を調達。
これがまず間違い。

荷物が更に重くなり、眠たく、そして、情報通りの登り返しがキツすぎて、ペースが上がらない。
森林限界をすぐに越えたこともあり、吹き付ける風も冷たくて寒い。

少し登っては、休み、少し登っては休み。

ただ、何気なく見上げた空にISS(国際宇宙ステーション)を肉眼で見ることが出来た。
肉眼で見るのは、二回目で、点滅することなく、一定方向に一定速度で動くので、飛行機と違いが分かりやすい。

※下山してから、確認したけど、やはりISSやった。
ISSの軌道はこちらをクリック。

登り返しを登りだして、3時間、雪が目立ち始めたけど、慎重に歩けば、アイゼンに履き替える必要はなかった。
それに、アイゼンを履く為に重たいザックを下して、アイゼン履いて、また背負うことが手間に感じてやりたくなかった。

高山避難小屋を出て、まもなく5時間が経とうとしたころ、荒川前岳の稜線らしきものが見えてきた。

どうってことのない道やけど、風が強いので注意が必要。

特に難しい道ではないけど、風が強いので、バランスを崩して滑落しない様に歩く。

中岳手前で雪がテカテカに凍っているところがあって、さすがに手間とは言えないので、アイゼンを履いた。

結局、履きっぱなしで中岳避難小屋に到着。
行動を開始して、17時間48分、距離21km。

中岳避難小屋。
内部はとても寝にくい作りになってた。

急変した天候、風速15m前後の風雪で苦戦した2日目は、こちらをクリック。

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