明神岳東稜
雪壁、雪稜、岩稜、岩壁と変化に富んだリッジを有す穂高岳山域の入門ルート。
入門とはいえⅢ+〜Ⅳ−。
先月発生した地震の影響もあり、体感グレードはⅣ+。
ベース行程は1泊2日、積雪期は2泊3日らしいけど、おれらは1日で抜けようと思う。
ずっと行きたいなぁって思っていた明神岳東稜。
山仲間のかっちゃんのお誘いで行ってきた。
一時はかっちゃんの急な仕事で延期になったものの、その後、仕事が中止になったので行こうかって電話が(笑)
ま、断る理由はないんで、すぐに支度して出発した。
出発して6時間、沢渡のともしび駐車場でかっちゃんと合流。
朝4時半のタクシーで上高地入りする予定がタクシーが来ない。
結論、統一されていない杜撰(ずさん)な管理・対応で配車できないって。
さすが、”アルピコ交通”、バスにしてもタクシーにしても対応の悪さが素晴らしい!←皮肉です!
約30分遅れて第一交通のタクシーが来たので乗車、上高地の小梨平でテントを張っていらない荷物をデポ。
まずは、明神館横から明神橋を渡ります。
信州大施設裏から入山、鬱陶しい樹林帯の中を登ります。
今日は、おれらの組だけでした。
誰もいない中、ひょうたん池に行く手前のザレ場で大きな落石を起こしてしまった、、、。
大した斜度ではないので、止まるかな?って思っていたら一番下まで落ちていきました。
すみません。
さて、ひょうたん池をスタート。
ひょうたん池からしばらく藪が続きます。
やっと主峰が見えました。
いよいよ核心です。
バットレスの登攀。
バットレス後は、直登です。
直登は浮石多く脆いので辛口ですが楽しいですよ!
9月に起こった地震の影響で浮石は特に多いです。
何度も大きな落石が起きました。
登る方は要注意です!
辛口ルートを通ったことが原因で時間が押しました。
16時22分山頂着です。
下山は前穂経由を止めて、時間短縮目的で奥明神沢から下山。
ここも浮石多いです。
デカい石が動きます。
ここでも大きな落石が一回起こりました。
小規模の落石は多発です。
気をつけてください。
約16時間で小梨平に帰宅。
即寝でした。
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