バックカントリーデビューでボコられる話

今冬はもう機会が無いなと思っていたバックカントリー(BC)。
しかし、急に行く機会が出来た!

行き先は乗鞍岳

スキーは13年ぶりやけど心配は全くない。
何故なら俺はファンスキー、モーグル、キッカーでメイクとスノボーだけでなく、スキーでも上級者と言われる滑走を楽しめていたから。

行きの車中でも会話の中に不安要素は全くなかった。

朝、5時前に休暇村駐車場に到着。
三本滝まで上がれると言う情報を当てにしていたけど、休暇村で通行止め。
予定よりかなり手前からのスタートになるので、仮眠せずに支度を開始した。

初めてのシール貼りは思ったよりも簡単で、ビンディングの登坂用セッティングも簡単でした。

スキーシールを貼り付ける

歩き始めるとこんなに滑らないのか!と初めて尽くしのバックカントリーに感動。

2~3回、板を脱いで道路を横断する。

ほぼ直線で三本滝バス停、カモシカリフト最上部に到着。

休憩を適度にはさみながら位ヶ原、肩の小屋口に来ると目の前に乗鞍岳が迫る。

オープンバーンで斜度もキツくないので直滑降でも余裕。
しかし、岩が見えている場所もあり、「蚕玉岳、剣ヶ峰のコルから降りようか」

そんな話を仲間としながら登坂を続けたけど、観測所下を過ぎた辺りから表面がクラストしてて、シール登行が難しくなってきたのでスキークランポンを装着。

しかし、つかの間で、クランポンでクラストを割って登行したけど、無駄に力を使うので板を外し、ブーツアイゼンで登った。
蚕玉岳、剣ヶ峰のコルから見ると傾斜が緩い。

仲間は姿が見えないくらい後方に居るので、話した通りここからドロップする予定で板を置いて山頂を踏んだ。

仲間が登って来るのを見ると板を担いでくる。
「この傾斜なら行けそうですね」と言うので、
「そらそうでしょ。この傾斜ならなんてことない。せっかくここまで来たならトップから降りましょう」と返事した。

山頂でBCスノーボーダーと話しの中で、“ドロップ後の滑走面が狭いとかどうとか“

海外遠征が近いので絶対にケガは出来ないこともあり、目視で確認する為に少し下まで歩いてみた。
狭くなかったけど、逆に岩が出ていた。
この岩は麓から仲間と確認した岩であることがすぐにわかった。

山頂小屋辺りからなら余裕で降りられる。
そう思って、山頂からすぐそこの山頂小屋まで板を履いて滑って降りた瞬間に分かった。

ヤバいっ!これはケガする!
曲がらない!全く曲がらない!

直滑降にしても、メイクにしても、技術や度胸の前に確実に止まることが出来なければ話にならん。
斜度への恐怖は全くないのに、滑ることがめちゃくちゃ怖くなった。

ついさっきまでの余裕もなくなり、大口も叩けない。
屈辱の徒歩下山。板を担いで徒歩下山。

超緩斜面の肩の小屋下で板を履いて滑ってみたが全く曲がらない。
板が太いだけでこんなに違うのか??
10年以上のブランクなのか??

今年50歳となる身体の老化?運動神経の低下??

カリッカリのアイスバーン

「この板曲がらへん!」と仲間に言っても

「その板曲がります!その板ハイスペックですよ!」と。

確かにそうかもしれない。
板が曲がらないのではなく、おれが曲げられない。

曲がろうとするとどうしても重心が後ろに行き、曲がろうとすると足が揃わず荷重が抜ける。

何回転んだか分からんくらいコケた。

初BCはボッコボコの屈辱の洗礼を受けて終わった。

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