晴天の朝、準備を整え大同心へ向かいました。
約1時間半で大同心まで来ました。
北西稜を登攀するので雲稜取り付きを下って
北西稜取り付きへ。
と、言っても取り付きはこんなところ・・・。
アックスを駆使して登った大同心。
ラスト1ピッチで待ち構えていたのはハングした岩とクラック…。
ピッチレベルはⅣ+…。
クライミングレベルが11cの強い仲間ですら、テンション張りぎみで難航した場所で当然のごとく俺の腕はパンフ…
『腕パンフしてあかん…。もう登れん…』
と、無線で伝え悪あがき…
登っては落ち、登っては落ちを繰り返しこの高さで宙吊り状態。
※落ちる度、ロープの振動は仲間にちゃんと伝わっていたそうです(笑)
既にピークを踏んでいる仲間から
『かたやん!ロープはしっかり確保してる!いつまでも待つから、どんな手を使ってでもあがってこい!』
と、声を掛けられても無理なもんは無理…
クライミングやった人ならわかると思うけどレベルの差はでかいんです。
強風で手がかじかむし、仲間が苦戦した場所を気合で登れるほど甘くもなく、
『腕パンフしてあかん…。もう登れん…』
と再度泣き言で返すおれ。
でもねっ!
登攀しましたよ!!
大同心を背景に(´艸`*)
この後、硫黄岳を経由して下山しました。
…
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