前回、アコンカグアまさかの2回目はここをクリック。
メンドーサからペニテンテスまでバスで約3時間。
ペニテンテスにLANKO社があります。
▲ペニテンテスに到着。バスを降りたら進行方向に200mくらい歩く必要があります。歩くと疲れるので、「もう少し先で降ろしてくれ」と言いましょう!
ここでムーラ(ロバ)に預ける荷物の仕分けを行います。
1頭60kgまで預けることができるのですが、今回は54kg。
前回の教訓を生かして、水を26L持ち込んだ。
ペニテンテスから車で約10分。
オルコネスにあるレンジャーステーションでチェックインを行う。
前回と違うことは荷物の重さ。
今回はピッケル以外、全て日本から持ち込んだ。
これも前回の教訓を生かして計画した。
因みにピッケルは入らなかったのでメンドーサでレンタルした。
オルコネスのレンジャーステーションではBC以上で出る残飯を回収する為の袋を受け取り、注意事項の説明を受けます。
説明はスペイン語、英語、どちらか選べます。
おれ?
おれはスペイン語選びました。
だって、どっちの言葉も分からんから「うん、うん」って聞くだけね(笑)
なにっ??( ˙-˙ )
あかんの??(笑)
オルコネスから約3時間。
予定通り、コンフルエンシアに到着。
ここで再会したのがDr.スサナ。
昨年、BC(ベースキャンプ)でおれを診断した医師の一人。
『必ずアコンカグアにリベンジしに来て!』って、帰国後、何度か連絡をくれた医師で顔を見た瞬間気づいてくれた♬
おれのことを覚えてくれていたことがうれしかった。
この夜、ウェック・トレックさまから支援を受けている衛星電話の電源を入れてみた。
受信状況などのチェック。
そしたら、過去の送信記録が残っていた。
『三ノ窓※1は雨、ここでビバーク※2する。私たちは全力を尽くす。』
※1・・・劔岳北方稜線上の鞍部。
※2・・・登山中(テントも張れず)緊急避難的に野外で一夜を過ごすこと。野宿。露営。
送信日や文章から残雪期の劔岳北方稜線を厳しい天候の中、挑戦していると思われる。
状況、場所は違えど、何かに挑むという共通の思いが時間を越えて、『不安や心細さなどを感じるのはお前一人じゃない』って思わせてくれた。
次回、南壁まで高度順応はここをクリック。
…
コメント