前回、”大同の世界遺産への行き方”はここをクリック。
大同駅前では朝早くから大きな声の客引きで賑わっていました。
最後の確認として、ここに停まっていた路線バスの運転手に雲崗石窟に行きたいことを告げると、指さされたのはKFC前。
どうやら雲崗石窟行きのバスはKFC前に来ることで間違いないようです。
KFCに向かって歩いていると
ん?
ん?
ん?(@_@;)
てか、停留所あるやん・・・。
昨日、この前を何回も通ったのに気づかなかった・・・。
大同で見たバス停は全部屋根付きのバス停でした・・・。
なので、屋根付きのをイメージしていただけに見落としていたようです。。。
なんで、このバス停だけ屋根がないんやろ???
大同駅、KFCとの位置関係はこんな感じです。
そして、朝7時から定期的に出発していて料金は2元(40円)と格安です。
タクシー貸切だと1,000元(20,000円)です。
大同駅前から約1時間で雲崗(終点)に到着。
8時オープンなので大同駅発の7時台出発のバスに乗ればちょうどいいと思います。
入場料は、150元(3,000円)なのですが、なぜかおれは125元(2,500円)でした。
雲崗石窟とは・・・
大同市の西16kmにある武周山南斜面にあります。
2001年、ユネスコ世界遺産に登録された洛陽の龍門石窟、敦煌の莫高窟に並ぶ中国3大石窟の一つです。
雲崗石窟は北魏が現在の大同を平城を都としたころに開鑿され、仏教高僧曇曜が開鑿に奉仕し、多くの石窟は北魏が都を洛陽に移すまでに彫られました。
北魏和平元年(460年)に開鑿が始まり、太和18年(494年)の洛陽遷都を経て、正光5年(524年)、64年の歳月を掛けて概ね完成しました。但し、その後も造営は継続され、隋唐代や遼金代の仏像も見る事が出来ます。
石窟は東西1kmに亘り、53の石窟が現存しており(仏龕も含めると252ヶ所)、仏像は51,000余りが残っています。石窟の総面積は約40万㎡です。
開鑿には4万人余りが参加したとみられており、当時獅子国(スリランカ)の仏教徒も、この仏教芸術作成に参加したと言われています。
▲小さなものだと10cm四方くらいなんですが、とても細かな彫刻です。
どうですか?
石窟を彫りながら仏を彫る時間や手間を考えると果てしないですよね!
そして一目で分かる彫刻の細かさやその数に圧倒されます。
ひとつ間違えたら全部ムダですよ!
ほんとすごいもの見ました。
スムーズに行けば北京から日帰りも可能ですが
これは時間を掛けて見る価値ありだと思います!
2時間ほど見てバスターミナルへ。
北京に戻ります。
前回、”深夜も走る新幹線”はここをクリック。
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