ULTIMATE38

完全防水を保証するザック登場!

◆「登山の面白いところってどんなところ?」

「達成感」や「絶景」もさることながら、突き詰めると面白さは「困難の追求」にあるのではと思います。その最たるスタイルがアルパイン登山ではないでしょうか。
なぜアルパインの登山を志すのか。それは他には代え難い至上の体験が味わえるからです。
そうしたアルパイン登山ではリスクがつきものです。リスクに晒され、それをいかにして回避し、目標を達成するか、そのプロセスがアルパイン登山の魅力であるのです。乗り越える壁が困難であるほどその山行は他に代え難い至上の体験となります。
いかにリスクを回避するかというのは、目標達成のための大きなポイントとなるところ。登山ギアはこのリスク回避のために進化してきたと言って良いでしょう。ギアの進化により至上の体験を得るために乗り越えるべき壁は高くなったとも言えます。

◆ギアは限界を追求するチャレンジャーと共に進化する

ギアの進化によってそれまで難しかったことが難しくなくなると、登山者であるあなたは、より困難な目標を設定し、限界ギリギリの登山にチャレンジするようになります。そして、進化したギアを使ってやはり至上の体験を求めるのです。
それはなぜか。
困難であるほど、得られる刺激が大きいからに他なりません。
ここ数年の世界の山岳を舞台にしたアルパイン・クライミングの成果は、まさに螺旋状に高まっていく人類の困難への追求の結果だと言えるでしょう。
常に限界を追求する者たちと共に進化した最新ギア、それがフェリーノのHigh Labシリーズなのです。

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フェリーノの歴史はイタリアのアルプスの麓トリノで1870年に始まりました。
革新的な防水生地を用いたテントを軍隊などに提供していましたが、それはやがて登山や冒険にも使われるようになります。
世界で最も名を馳せた登山家のラインホルト・メスナーとともに、極限の環境でも身を守るテントを共同開発し、その後のメスナーの冒険に使用されました。

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また、極地探検家の第一人者ボルゲ・オズランドやマイク・ホーン、クライミングの新たな価値観を提示したクライマーのジャン・トロワイエら、数々のパフォーマーの活動を支えることで、極限的アウトドア活動の深化に貢献してきたのです。
そこで実証されたのは、フェリーノが作る製品の機能性の高さでした。
テントで培われた技術力を、アパレル、バックパックをはじめとしたアウトドア用品全般にも広げ、現在ではヨーロッパアルプスと南米を中心に世界で年間約3,000億円を売り上げるアウトドア・ビッグ・ブランドとして大きなシェアを誇っています。

旅、山、冒険の精神はいつの時代も決して廃れることのないもの。
それどころか、さらに困難や未知の世界を追求する深度は深さを増しています。
今までより、ちょっと高い壁を乗り越えることを可能にしてくれる登山ギア、それがフェリーノのHigh Labシリーズです。

【コメント】
Ultimate 38は一本締めのシンプル・スタイルでありながら無駄を排した超高機能アルパイン・バックパックです。弱点の無いシンプルな袋の形状で、OutDryの完全防水を採用し、突然の雨でも中身のすべてを安全かつ乾燥した状態に保持します。重荷の疲労軽減を促すウェストベルトは、ハーネス着用時には干渉しないよう取り外しできます。天蓋と共に取り外せば、1kgを切る軽量ザックになります。背面外付けのハイドレーション・ポケットの間口には代わりにクイックドローなどをラックできるギアループも装備。クライマーのミニマム志向を反映した、欠点のない完璧なバックパックに仕上がっています。

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アルパイン・クライミングのとき、こんな経験はありませんか?
ルート登攀中に雨が降ってきてザックの中まで濡れてしまった
背面パッドのない軽量アタックザックは、中に入れた物が背中に当たり、背負い心地が悪い
ハーネスを付けるとザックのウェストベルトが邪魔になる
グローブをしたままだとザックが取り回しづらい
アルパインでありがちなそうしたストレスを軽減し、
理詰めで納得のいく機能が詰まった、
アルパイン・クライマー向けのバックパック「ULTIMATE 38」

Why ULTIMATE 38
アルパイン・アタックザックとして驚きの完成度
ULTIMATE 38が選ばれる10の理由
アウトドア用防水技術のOutDryを採用したバックパックですが、完全防水なだけではありません。
クライマーの要求を満たし、さらにそれを超える機能性がこのシンプルなデザインの中に詰まっています。

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① 取り外し可能なトップリッド(天蓋)
トップリッドとは天蓋(雨蓋)のこと。
ポケットに止水ジッパーが使われています。表面のコーデュラ生地により撥水性はありますが、OutDry加工が施されていないため防水ではありません。
出し入れがしやすい広い間口で、キーストラップは長めのスリングがついています。
本体とのコネクトはバックル式ではなく、グローブでもスピーディーに付け外しが可能なフックタイプです。

② 一本締め
クラシカルな一本締めデザインは、致命的な故障リスクを軽減するシンプルさ、そして軽量化の両方に貢献しています。
グローブのままでも操作ストレスの少ないフック式で、衝撃や低温環境でも壊れにくい素材が採用されています。

③ 防水を完璧にするロールアップ・クロージャー
本体形状はシンプルなただの袋で形状的弱点が一切ありません。
OutDryの防水膜が内側に100%圧着されています。空気を入れてしっかり閉めると、浮き輪のように膨らんだまま全く空気の漏れがありません。つまり針穴すら開いていない完全防水を証明しています。

④ ロープホルダー
トップリッドを取り外した状態で現れるのは、フロントのデイジーチェーンから伸びた一本のストラップ。
ロールアップ・ヘッドの上から一本締めとしての用途とロープホルダーの役目を兼用します。
ロープは両サイドに振り分けてサイドストラップで固定します。

⑤ ギアラック
背面には本体コンパートメントとは別室のハイドレーション・ポケットがあります。
間口には2つのギアラック・ループがついています。ハイドレーションの代わりにクイックドローやクライミングギアをラッキングしてスマートかつスピーディーにギアを整理できます。登攀中にギアを出し入れする必要が出たときでも、本体を開けて完登に不可欠な物を落とすリスクをゼロにすることができます。

⑥ 背面のホローバック・システム
背面は通気性を確保するメッシュとあらかじめ成形されたパッドを組み合わせたホローバック・システムを採用。
ハイドレーション・ポケットにギア類を入れても、凸凹が背中に当たることもありません。
ショルダー、ウェストベルトと共に、汗濡れが密着する嫌な不快感を低減します。
本体一体型システムで、無駄な重さも抑えています。

⑦ 取り外し可能なウェストベルト
アプローチなどの重荷の時は、幅広のウェストベルトで荷重を分散して疲労軽減を促し、クライミング時には、ハーネスとの干渉を避けられるようウェストベルトそのものを取り外すことができます。
なお、ウェストベルトは右側に小物を入れられるポケット、左側にはギアループがついており、ハーネス未着用時にもカラビナやアックスをぶら下げることができます。

⑧ 極度にシンプルなアックス・ホルダー
アックス・ホルダーは、コンプレッション機能も兼ねたサイドストラップとひと続きになっています。
アックス装着時にはストラップを引き伸ばし、アックスヘッドの穴にアルミ・ピンを差し込む方式。上側はベルクロで固定します。
極限までシンプルなデザインを追求しています。

⑨ 外付け用ストラップ
マットやスノーシューなど大物を外付けするために、サイドストラップにアルミフックが標準装備。
さらに必要なときだけつけられるストラップが別途付属しています。

⑩ 軽量
フル装備のデフォルト重量は1.50kg。
トップリッド、ウェストベルトを取り外すと0.95kgと1kgを切る軽量ザックにアップグレードします。

WHAT’s OutDry
トレッカー待望の「完全防水」と「快適性」の両立を実現
防水素材OutDryとは

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OutDryはザックのどこに使われているのか?
答えは ― 本体の内側を覆っている膜のようなもの、これがOutDryです。
防水ザックは通常、生地そのものに防水性をもたせているため、フィット感などの「背負いやすさ」を犠牲にせざるを得ません。
ところが、OutDryは縫い目も丸ごとカバーして防水膜で覆っているので、快適性を追求したデザインでありながら完全防水を可能にしました。

3 NUMBERS
DRY HIKEのクオリティの高さを証明する3つの数字

• 耐水圧 10,000mm
• ファブリック 305P Ripstop
• 製品保証 3years

豪雨から中身を守る「耐水圧10,000mm」
耐水圧とは、実験により水の圧力に耐えられる力を数値化したもの。水を直径1cmの筒に入れ、どのくらいの高さ(水圧:mm)まで耐えられるかの実証実験を行います。

• 雨の水圧は500mm(小雨)~2,000mm(豪雨)程度。
• OutDryの耐水圧は10,000mm。
傘の40倍にもなるこの数値は過剰とも言えます。ですから、耐水圧10,000mmは優秀な数値か?と聞かれたら、答えはYes!と言い切って良いでしょう。

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極限の環境でも信頼できる生地「305P Ripstop HP Cordura」
• 「305」はデニール(生地糸の密度=強度)の数字です。
• 「P」はポリエステル。素材名です。
• 「リップストップ」は、ビリビリと引き裂けないように、引裂耐性の高い格子状の縫製方法を用いた素材のことで、多くのアウトドアアイテムに採用されています。
• 「HP」はハイ・パフォーマンス(High Performance)。高性能といった意味です。
• 「コーデュラ(Cordura)」は商標登録されている高強度で耐久性の高い繊維名で、これ自体に撥水性が備わっています。衣類にもよく使われます。
デニールが高いほど強靭になりますが、「密度」なのでどんどん重くなってしまいます。305はバックパックにおける強度と重量の最適値として設定されています。

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完成度の高さを保証するHigh Labライン「3年間の製品保証」
Ferrinoのラインナップの中でも最高品質を保証するHigh LabラインのひとつであるOutDryのバックパックは、購入日より3年間の製品保証があります。

Ferrino(フェリーノ)
創業1870年登山ビッグブランド、日本上陸!

【特徴】
・OutDry®テクノロジーによる100%防水バックパック
・フロントのデイジーチェーン
・ロールアップ・クロージャー
・取り外し可能なウェストベルト
・取り外し可能な天蓋
・アックス・ホルダーx2
・背面:人間工学に基づいた通気性のあるメッシュ素材&高強度パッド “ACT”
・ポケット:天蓋、ウェストベルト
・YKK止水ジッパー

【素材】

・305 Pリップストップ HP コーデュラとOutDry®メンブレン

【容量】
38L

【サイズ】

70x34x28cm
背面長:(背面パッド部分)42cm、(ボトムまで)45cm

【重量】
Max / Min: 1.500 / 0.950kg

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