笠ヶ岳第三尾根に挑戦できる時期は、厳冬期終わりかけの3月中旬〜4月中旬と思います。
おれも詳しく分からないけど、過去の記事を参考にすると大体この時期でした。
あとルート取りが詳しいブログがなかったのでその辺も触れたいと思います。
▲さて4回目の挑戦で気合入ってます。
ホテル ニューホタカから入山してまもなく最初の分岐(橋)が出てきます。
▲小さな橋です。
今回はこの橋を渡り、歩き詰めたところで出てくる砂防ダムを巻くように穴毛谷を登って行きました。
今年は記録的な暖冬で穴毛谷は完全に埋まっていなくてとても歩きにくくて厄介でした。
天候も予報通りの暴風雪。
飛んでくる氷片が顔に当たって痛いです(笑)
▲側壁に近づきすぎないようにルートを選びました。
▲左奥にうっすらと見えているのが第三尾根です。
▲急登に見えるけどそうでもないです(笑)
▲三ノ沢出合いです。
前方と右からの大きなデブリ、深い雪でなかなか進めません。
▲深すぎる。ワカン履いてこれですよ。
ヤマテン予報は今日、明日共に暴風雪の超悪天候予報。
第三尾根上部に上がる時間も無くなったので、やむなく三ノ沢出合いで幕営することにしたんやけど、新穂高温泉側から吹き上げてくる暴風雪や雪の質が乾燥していて、しっかりとした壁を築けないことから雪渓を深く掘ってテントを設営することにしました。
▲テントの中は超快適。
▲夜のテントはいい感じで撮れます。
▲テントを開くと目の前には三ノ沢雪渓。
▲天気はいいように見えるけど山上稜線では雪煙が巻いています。
▲三ノ沢をズームすると偵察に出かけた仲間が見えました。
2時間ほど登ったところから雪が深く、第三尾根に上がれず、今後天候も考えて撤退することにしました。
▲1mほど掘って、掘ったブロックは周りに積み上げて設営。
▲4度目の撤退
▲こんなにいい天気で焼岳や乗鞍まで見渡せてるのに、、、。
▲また来年の挑戦を誓っています。
▲今年もだめでした、、、とぼとぼと帰っている図
雪の状況にもよるけど、ニューホタカから2つ目の橋を渡って歩き詰めた方が穴毛谷に早く降りれるような気がします。
但し、橋を渡ってすぐ大きく雪崩れる場所(上から雪崩れてくる)があるので注意が必要です。
うまく説明できないけど、上級者なら見たら分かります。
なかなか条件が整わないけど、また来年挑戦します。
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