長年、酷使し続けてきたウェアやギア。
汚れも気になるけれど、撥水効果も無くなって、自分で防水スプレーを吹きかけたり、有名洗剤で洗ってみたり。
コインランドリーの高温乾燥機に入れてみたり、アイロンで熱処理しても、雨が降って濡れたウェアを見るとため息しかでない状態です、、、
個人で行う撥水処理には限界があるので、防水スプレーを騙し騙し使って諦めていました。
そんなことをいろんな人と話していると、数人から聞いた”そらのした”
そらのした の名前は聞いたことがあるかもしれません。
俺は知っていました。
登山などレンタル用品を数多く取り扱っている会社が ”(株)そらのした(http://www.soranoshita.net/)” です。
※各種個別のレンタルも可能ですが、屋久島セット、富士山セット、フェスセットなど格安で取り扱っています。
登山用品のレンタル専門店なのに撥水加工で有名??と思って調べたら、レンタル以外に撥水加工”ドロップルーフ(弾水コーティング)※”という技術を提供しているようです。
※ドロップルーフは(株)そらのしたの登録商標です。
今回は、この撥水技術についてご紹介したいと思います。
まず、撥水と防水は機能が全く異なります。
撥水→水を弾く機能
防水→水を通さない機能
撥水も防水も永久機能ではなく、撥水はコーティングが落ちた時、防水は生地が劣化した時、その機能を失うので、長く使用するには定期的なメンテナンスが必要となります。
上記した通り、おれ自身が行っていたのは、市販の撥水防水スプレーを使ったり、専用洗剤で洗ったり。
高温乾燥機やアイロンで熱処理を加えて、ウェアなどの表面処理を行う方法です。
しかし、こまめに実施したことはありませんし、手間暇かけて丁寧に実施しても、その効果や耐久性(持続性)を見るとやる気がなくなって、、、(笑)
そんなおれが手に入れたかった撥水加工技術”ドロップルーフ(弾水コーティング)”の効果をご覧ください。
まず、水分を含んでいない状態の重さを量ってみました。
このウェアに雨を想定して2~3分シャワーをかけてみました。
▲毎回、某ゴアテックス用の洗剤で洗濯して、市販のスプレーで防水撥水処理を行っているウェアはこの状態。
▲ほとんど手入れを行っていないウェアの状態はひどいもんです、、、
その後、ウェアをバサバサ振って水を切ってから重さを量る。
マメに手入れしているウェアでは上下合わせて49g。
手入れしていないウェアでは上下合わせて95g。
テントに関しては、200g以上の吸水を確認しました。
これを多いと思うのか、少ないと思うのかはそれぞれと思いますが、テスト的に数分水をかけただけでもこれだけの吸水。
実際、何時間も雨に打たれる状態や雨を吸って重くなったテントを担いで行動することを考えるとストレスしかありませんよね。
さて、撥水処理を終えて返ってきたウェアがどうなったのか。
届いた商品は1着1着袋に入っており、とても丁寧に扱われていることがわかります。
発送前と同じように重さを量ってみました。
そして、雨を想定して、シャワーを数分かけてみたのですが、ここで驚きました。
水が滑る?弾く?表現が難しいですが、水が玉になってウェアの表面を転がり落ちていきます。
濡らしたウェアはバサバサと水を掃って重さを量ると、
なんとっ!!
重さが変わっていませんでした!!
ウェアの吸水重量だけ見たら、人によっては大した重さではないと思うかもしれませんが、ウェア上下、染みてインナーが濡れた重さ、などを考えると軽量化を意識しても水の泡です。
インナーが濡れた時の不快感も最悪ですよね。
テントを濡らしてテストした時の重量UPは顕著に表れていました。
吸水しなければ、重くならないし、早く乾くし、体温低下も防げます。
さらに、CATA International(←価格表はここをクリック)もお手頃ですばらしいのひとこと!
みなさんもこの感動を味わってください。
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