この三日間,中秋の名月でしたね。
「大峰山はわが国で最も古い歴史を持った山である。空はよく晴れ、大峰山脈の諸峰をはっきりと望んだ。(日本百名山:深田久弥)」
仲間がいればどっかに登りに行きたいと思っていたけど誰も空いてなかったので,当日の朝思いたったように行ってきました(´艸`*)
天王寺の阿部野橋駅から近鉄特急で向かうは,下市口駅。
下市口駅からバスで約1時間で,天川川合村に到着します。
バス停は,観光案内所の前に停まるのですが,大体の人は,ここからタクシーで行者還トンネル西口にある登山道へ移動し、そこから3.5時間ほどで山頂に登るそうです。
でも,登山口までのタクシー料金は5,000円。
高っ!!(@_@;)
さすがに,一人で来たおれは利用できません。
調べた情報では,山頂まで約4時間。
ってことで,ここから登山を開始することにしました。
観光案内所から約2分で吊り橋に到着。
渡り終えてこの道を進んでいくと,
いよいよ本格的に登山道へと入って行きます。
登山を開始して約1時間で見晴らしのいい鉄塔下に到着。
さらに登り続けること2時間。
ん??
んん??
んんんん?
頂上どこ??そろそろ着くはずやのに・・・。
調べようにも電波届いてないし,こっちの登山道は人が少ないし。。。
で,やっとすれ違った人に聞いたら,頂上まであと3~4時間って。
そっか,あと4時間ね!!☆
ん??
よっ,よじかん??(@_@;)
うそ?
どうしよ??
色々考えたけど,このまま進むことにしました。
寝袋もあるし,冬服もいろいろ詰めてきてるしっ!
何と言っても,冬山を想定して今回は20kgも詰めてきたからねっ!笑
こうなったら,山で野宿っ!!
ってことで,ひたすら歩き続けました。
(しかし,山頂まで3.5時間ってどこをどう見間違えたんやろ?)
登山を開始してから,約5時間。狼平へ渡る吊り橋に到着しました。
川の水もとってもきれいです。
で,ここが狼平小屋。
でも,ここで休憩することなく,
さらに,登ること1時間で弥山小屋に到着しました。
周りを見ると,テントを張って人居るし,俺もここで寝ようっ!
テントないけど,何とかなる!笑
泊まりました。小屋に・・・・。
現金の持ち合わせが少ないから躊躇してたけど,料金表見て
決定!!ヽ(^。^)ノ
荷物を置いて,弥山小屋から約30分,
近畿最高峰”八経ヶ岳”を登頂!!
20kgを担いで,まさかの7時間登山はさすがに疲れました。
あっ!この弥山小屋は予約していないと晩ご飯の用意はされません。
なので,食事は小屋で売っているものを食べてください。
よほど,疲れていたのか?夕方18時から朝5時まで,一度も目覚めず寝てました。
6時から下山を開始しました。
下山するルートをいろいろ考えたんですが,行者還トンネル西口へ降りることにしました。
前日の登山が影響して,ひざを痛めました。なので,登り降りの続く昨日の登山道を戻るよりも,約3時間の道のりを一気に下山し,県道を歩くことを選びました。
下りばかり続くのもきついですね・・・・。
予定より1時間早く下山完了。
ここから,県道を15km歩きます。(ーー゛)まっ,山道を歩き続ける事に比べると,この選択しかなかったんです・・・。
道路脇を流れる川の水がめちゃくちゃきれいんです。
見上げると,ついさっきまで居た弥山小屋が見えました。
この道を2時間で下りてきたんですね☆
県道を歩きだして約2時間。
10kmを歩いたころ,河原に下りれるいい場所があったので,朝ご飯を食べることにしました。
※このお弁当は,小屋で注文することができます。
途中の看板です。結構距離あるでしょ??笑
さて,あと約2時間,気合を入れて歩こうと思って歩いていると,後ろからタクシーが来ました。道をよけると運転手から神の言葉がっ!!
「よかったら,一緒にどうですか??」
ん??いっ,いいんですかっ??ヽ(´o`;
あと,6kmを歩き通そうか?ここで車に乗ろうか?一瞬だけ、ほんの一瞬だけ葛藤がありました。
では…
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