爺ヶ岳 東稜 [ヤマテン猪熊さんとお忍び登山]

今回は、ヤマテンの猪熊さんと登る爺ヶ岳東尾根です。
このルートは冬季限定のバリエーションルートやけど、ルート難易度や、入山する人の多さから考えると冬季限定一般道と言ってもいいのではないか?って思いました。

前夜からヤマテン入りして猪熊さんちに泊めてもらいました。
猪熊さんとは長い付き合いやけど、一緒に山に登るのは初めてです。
2022年7月に行ったスイスへの海外遠征で一緒にマッターホルンに登る予定やったけど、日程が合わず猪熊さんが下山してきた翌日に入山するというニアミス。

翌朝、茅野を出発、登山口の鹿島山荘までは約1時間半の道のり。

時期的なのか例年なのか雪が少なく感じました。
序盤、地味な急登が続きますが、稜線に上がると程よいアップダウン、天気も快晴で快適でした。

当初、2,411mでテント泊予定でしたが、届かなくても2,198mでテント泊って決めていたのですが、猪熊さんが早々に断念したので、まさかの1,978mで幕営(笑)

プロモンテの両口3人用テントなので、出入りのストレスがなく、景色も両側から見ることが出来ます。

通常日帰りの山行ルートなので時間的には余裕です。
テントを設営して山頂に向かいました。

最後の稜線、2,411mに駆け上がる猪熊さん

一ヶ所??ナイフリッジがあるということでしたが、”どこや??”って感じで気が付けば通り過ぎていました(笑)

写真の見た目より切れてないです。

2,411mの稜線に上がる頃から風が強くなり雪煙が舞い上がっていました。
気温も下がってきたので、厚手の手袋にチェンジ。

先頭はみゆきちゃんで登山を続けました。
山頂まであと30分足らずって直下で猪熊さんがミトン手袋を飛ばされるというまさかの凡ミスで下山。

その後もみゆきちゃんが強風の中、先頭で登って行くのを見て、”2年で強くなったなぁ”とちょっとうれしく思いました。

山頂に到着すると、風は強いものの雲一つない快晴で劔、槍、火打、富士山など見渡せました。

7年前に挑戦した厳冬期黒部横断(撤退)。
その時に通った赤沢岳や鳴沢岳など懐かしい山容を見ることが出来て、東尾根登頂よりもいい気分でした。

 

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