前回、“クリアできない”はここをクリック。
かれこれ4日間もここで足止めを食らってる・・・。
行きたい。
先に進みたい。
血中酸素濃度が60%以上にならないと進ませてくれない・・・。
あと、たったの6%
こっそり深呼吸を繰り返して数値を上げて
「行かせてっ!」
って頼んだり、メディカルのSPO2測る機械が低いだけじゃないか??って全部試したり。
▲おれのSPO2で測ると41%・・・裏切り者・・・(笑)
とはいえ他の機器でも50%台。
でも、冗談はここまで・・・。
その後、こう言われた。
『タカ、よく聞いてくれ。
俺たちはいままでたくさんの登山者を送り出してきた。
データを見て、体調を見て、話を聞いて。
それでも毎年何人も死んでしまった・・・。
いつも考えるんだ。
もしかしたら、俺たちの診断が間違っていたのかも?って。
TAKAの気持ちはわかる。
でも、これは俺たちがダメと言ってるんじゃない。
お前の身体がダメだと言ってるんだ。
あと2日滞在して、明後日きてくれ。』
あと二日か・・・
みんなが下見登山やら荷揚げ登山に出掛ける中、俺だけ何もできない。
娯楽も何もないBCでもどかしくて過ごすことになるけど、食欲も戻らないし、おれの身体、どうなってるんや??
と思っていたら案の定な出来事が発生した。
2日後、メディカルチェックの朝
山頂は変わらず、強風なのが見てわかる。
明らかに体調が悪い・・・
メディカルチェックに行き、いろいろ検査した結果、重度の高山病(肺浮腫、肺水腫)の疑いがあり、注射や点滴されて強制下山となりました。
つまり、おれの挑戦はこれで終わり・・・
ヘリまで呼ばれた・・・。
ぼ、ぼくそんなにヤバいの?? (@_@;)
基本的にかなりの重症でないとヘリでの下山はできないそうです。
みんな自力で下山するしかないそうですが、おれは急を要するらしくヘリで下山。
因みに個人的にヘリを利用する場合は30分7万円だそうです。
登山口までヘリで行き、待っていたジープで5分ほど移動。
向かったのは全員ライフルと拳銃を所持している軍施設。
なんで??(@_@;)
何が始まる??と、めちゃくちゃ不安でしたが施設内にある軍病院に搬送され、高濃度酸素を吸って、生理食塩水2Lを一気に飲まされました。
個人的にはこの2Lが一番苦しかった(笑)
と、あっけなく終わったアコンカグア。
応援してくれた皆様、申し訳ありませんでした。
ヘリで下山させられた者は、同じシーズンに再挑戦できない規則なので来年、リベンジしてきます。
てか、聞いてぇ~!
メンドーサに戻ると、預けていた荷物がないと・・・
こんなことある?
あるのです(笑)
こんなこと(笑)
預かったのはよく覚えてるけど、気が付いたら無くなったって・・・・
うんうん、こんなことよくあるのです(笑)
って、あるかい!!
おかげでポリスレポートもらう為に費やした時間4時間ですよ・・・
スペイン語なんか分からんし・・・
HOSTEL LAO 評価だけ高くてもこれだと意味ないですよね・・・
変えた宿の屋上からは遥か彼方に名前もわからん5,000m級の山々が見えます。
ホンマにデカかったなぁ~
ここ数日のことやのに、遠い昔のことみたい♬
思い出すと笑えてくる♬
あんなに苦しかったのにねっ(笑)
レンタル用品返して、頼まれていた帽子をあげました。
来年は、壁に軌跡を残せるよう頑張ります。
この店には登頂した人が記録を記せる壁があるんです。
つぎこそはっ!
そうそう、出発前によく聞かれた
『山頂に立ったら何か変わってるかな?』
の答えですが、山頂に立ったら変わってるんぢゃなくて、
「何かに挑戦しようと思った時、すでに変わっている。」
やと思います。
これ、本当によく聞かれました。
きっとみんなも心のどこかで
何かやりたい!!
って思ってるんでしょうね♪
おれへの応援はみんなへの応援でもあります。
やっちゃいましょ♪
さて、帰国後次の山の準備始めます。
引き続き応援よろしくお願いします。
登山以降の旅の内容は以下をクリックしてご覧ください。
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ありがとうございます。
今年こそリベンジ果たします。
でも笑顔可愛くないです…
仲間にはキモいと言われます(笑)
またブログ覗いてくださいね。