パエリアの街で年越し

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グラナダ‐バレンシア間とバレンシア-バルセロナ間ってそんなに距離は変わりません。
でも、グラナダからバレンシアへのバスの移動はなんと９時間も掛かります。
早朝３時半に出発しても目が覚めても、まだバスは動いていました。

そんな中、車内でギターを弾く人が。
スローな曲でなんかいい雰囲気でした。
日本ではあり得ないこんな風景が旅を贅沢にしてくれます。

バスは予定通り１２時に到着。

時間もあるので宿までの道中を観光しながら歩いて行くことにしました。

まずは、セラノスの塔。

カテドラルとミゲレテの塔。

高さ５１ｍ階段数２０７段の塔を３０kg近い荷物を担いで上ると疲れるし、狭い階段ですれ違えないし大変っ(´艸｀*)

世界遺産：ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ。

宿は、ラ・ロンハから徒歩２分くらいのところにある”Pencion EL Rincon”です。
が、共同風呂のお湯が出ない階があるようです。

なので事前にチェックが必要です。料金は、１泊２４ユーロでWi-Fiはさくさくでした。

さてっ！今日は大晦日です。

新年をバレンシアで迎えることになるんですが、その前に腹ごしらえ。
まずはこれ。Alcachotas Fritasって食べ物。

タラの芽のてんぷらに似た食感です。
地元の人が食べているのを見ておいしそうだったので「それ、なに？」って聞いて注文しました。

そして、パエリア。
バレンシアはパエリアが有名なのでパエリア祭り！

わっしょーい！！

中心地に屋外スケートリンクがあったので子どもに交じって滑りました！！

久々のスケートになかなか慣れることが出来ませんでしたが楽しかったです。

で、終わったらこの気力のない顔・・・。

朝からちょっと気になっていたんですが、体調がよくない・・・熱がある・・・。
風邪特有の関節痛に似た症状もあるんですが、長旅の筋肉痛なのかは判断できず、勢いで楽しんでいました。

でもまだ先は長いので用心して薬を飲み宿で仮眠・・・。
目が覚めると、カケルがカウントダウンライブの情報をゲットして帰ってきました。

２３時過ぎに起きて活動開始。

情報ではスケートリンクがあった広場でカウントダウンがあるそうです。

ここスペインでは年越しの鐘の音とともに１２粒のブドウを食べるとその年は無病息災だそうです。

そしていよいよ鐘の音がっ！！

まわりのみんながブドウを食べているのを見ているとモヒカンを被ったおじさんが居ました。
あのモヒカン被りたいなぁ～って下心を持って声を掛けたら、モヒカンくれました。

そしたら、モテ期再来か？

うちの子と写真撮ってとか、わたしたちと撮りましょ！とかとか。

ぶどうを売っている人が居たのでおれらも買いました。

バレンシアでのカウントダウンは、とてもいい思い出になりました。

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